習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

2010年07月

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月曜は土用の丑の日ということで、やってきたのはもちろん「米花」です。
記念すべき50回目の記事に、この日が当ったのはまさに運命!

・・・なんて大げさに思うこともなく店内に入ると、メニューは鰻だけとのこと。
肝吸い付きで注文し、いつものように出来上がるまでジローさんと歓談するのでした。

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うな丼(肝吸い、お新香付き)・1500円 です。この日はナスの煮びたしもありました。
最初にナスからいただきますと、食感といい味のしみ具合といい文句なし。
お母さんの煮物の味付けの巧さを知ってしまうと、この店からは逃げられません。

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さて主役の鰻は炭で焼かれ、柔らかくふっくらと仕上がってます。
タレの味はまろやか。それでいて後味はスッキリして不自然な甘みが残りません。
当然ですが、市販の鰻のタレとは雲泥の差がありますね。

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山椒を多目にかけていただくと激旨! (゚∀゚)b
「米花」で普段いただく鰻より美味いような気がしてジローさんに聞くと
この日の為に品質のより良い鰻を確保するために奔走されたんだとか。
ただでさえ鰻の奪い合いになる土用丑の日に、納得できる味の鰻を
常連さんの人数分仕入れるのは思いのほか大変だったそうです。
でも苦労されたのは多分カズオさんだったんでしょうね。 (^^;

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肝吸いもいいダシが出てます。
でっかい肝、でっかいはんぺんとどちらも米花規格。

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空いてる時間帯だったので、レバー・200円 もお願いしてしまいました。
ハツ付きの当りでした。 (=゜∇゜)

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実は私、今までは土用の丑の日は逆に鰻を食べない人間だったんですが
「米花」のような客と店との一体感がある店で食べると考えも変わりますね。

来年もこの日この場所でまた鰻を食べられることを祈っております。

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7月上旬に「中村屋」の支店である「三四郎」へ再訪してきました。

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おっ! こんなセットメニューが始まってたんですね。
塩ラーメンと日替わりだというミニ焼豚飯のセットを頼むことに。

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ミニ焼豚飯セット・1000円 です。
この日はうしお(塩らーめん)と焼豚のたたき飯という組み合わせ。

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まずは塩らーめんからいただきます。
スープを一口飲むと鶏油がふわっと香り、鶏のコクが舌の上に広がります。
その動物系のダシが穏やかになると、魚介系の旨味がゆっくりと追いかけてくる感じ。

ダシの存在感はそれぞれしっかりと感じられるのに、仕上がりはあくまでも淡麗で上品。
具のチャーシュー、細切りメンマ、青菜に味玉もいい味してますね。

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三河屋製麺の細麺とスープとの相性も文句なし。
麺が細いのでしっかりとスープを持ち上げてくれますよ。

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焼豚のたたき飯はご飯に薄切りチャーシューとネギを乗せ、醤油ダレとコショウをかけたもの。
これはちょっと微妙かな? 醤油ダレとコショウに相乗効果が生まれてない感じ。
チャーシューよりも調味料の味が前に出てますね。 (^▽^;)

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さてこの「三四郎」、2008年の10月にオープンしましたが、今年の7月25日で営業を終え
8月からは吉祥寺で「中村屋」と屋号を変えて営業するとのこと。

この味は御茶ノ水では受けなかったようですね。悪くない味だっただけに移転は残念です。 (-o-;

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この日の築地到着も5時40分。運試しに「寿司大」へ向かうと、行列は11人と許容範囲内。
暑い中30分ほど待って無事入店。5月のGW明け以来の訪問となりました。

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まずは水曜日から始めたという 新子 からいただきました。いきなりダブルで注文です。
一年振りに味わう新子はやはり美味い! しかしこの旨さを表現するのが非常に難しい・・・。
繊細で純粋な旨さとでも言っておきましょうかね。 (^^;

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お次は 鱚 を梅肉で。梅の風味が鱚の爽やかな味と実に合いますね。

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夏が旬の 鰯 も注文。ちょっと旬には早い 秋刀魚 とともに。
二貫とも脂のノリはそこそこといったところ。

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私の中の定番である焼き穴子も。
今回は贅沢して塩ダブル、醤油ダブルで注文して食べ比べすることに。

先攻は 焼き穴子(塩)。生の穴子を使うので身の弾力が実に豊か。
白身魚のような淡白な味わいですが、旨味がしっかり。

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後攻は 焼き穴子(醤油)。身の表面に醤油を塗って焼くことにより、香ばしさがアップ。
ちょっと焦がした風味がまたなんとも言えませんな。
穴子自体の味が前面に出る塩もいいですが、こちらも捨てがたい美味しさ!

※ 焼き穴子は生の穴子をさばくところから始めますので、15分ほど時間がかかります。
なので注文される際は、お早めに。出来れば席に座った直後に注文されてください。
勿論お腹の空き具合によって追加注文したいと思われる方もいらっしゃると思いますが
終盤に注文されると表で待つ方を、15分も無駄に長く待たせてしまうのです。 (^^;


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そして「寿司大」ではしばらくご無沙汰だった 煮ハマ と久々の対面です。
昨日仕込んだ蛤ということで、身の柔らかさ、貝の風味の残り具合が絶妙! (=゜∇゜)

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お次は未食だった 釣りキンキ を炙りで。お! これいいですねぇ。
脂がのったキンキの後味を、ポン酢の酸味がビシッと引き締める感じ。

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新子とどのくらい味が違うんだろうと気になって 小肌 も注文。
美しい細工も旨さの重要な要素の一つ。うん、これも旨いよなぁ・・・。

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で再び 新子 を。当たり前ですが、似ているようで違う・・・。
新子の旨さというのは私のような若輩者にはとても表現し切れません。 (^▽^;)

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ここで マグロのヅケ を一貫。いい漬かり具合。

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最後に 煮ハマ をお代わり。
次にいつこちらに入れるか分かりませんので、食い貯めしとかないと。
まるでダガーナイフのようなフォルム。まさにその美味しさに殺されてしまいましたよ。

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食べ終えて外に出ると、ゆうに30人を超える行列が。
皆さん「寿司大」に来られる際は、熱中症対策をくれぐれも忘れずに!

今回は新子や煮ハマ、焼き穴子をたくさんいただいたので結構なお値段になりましたが
満足度を考えると全く悔いはありません。もしかしたら来週あたりにまた狙ってしまうかも!?

この前日に行かれたしょうさんの記事は こちら
驚いたことに待ち時間は私の十分の一だったそうで・・・。

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連休明けの火曜は久々に築地へ。気合を入れて早朝5時40分に到着!
もしかしたら空いてるんじゃないかと思い、「寿司大」を目指すも行列は既に6号館の脇にまで。
とっとと諦めて「米花」に行くとしょうさんのお姿が。
話を伺うと、どうやら私と同じく「寿司大」狙いだったようで。 (^^;

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おまかせ を注文し、ジローさんとしょうさんと歓談しながら食事を。
この日のおまかせはタラコ、ナスの辛し和え、切干大根と鶏肉と椎茸の煮物。
それに味噌汁と「米花」では初めて見るシチューが付いておりました。

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タラコは表面だけを軽く焼いてあるので香ばしく、皮がモッチリ。
焼きすぎて中身までボソボソになったタラコなんて食えたもんじゃありませんが
火加減に注意して調理すると実にウマイですね。これウチでもやってみよう。

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ナスはシャキシャキとした食感を残し、ピリッ!と効いた辛子の風味が食をそそります。
煮物も相変わらずのレベルの高さ! 椎茸によ〜く味がしみています。
関西だと『しゅんでる』って言うんでしたかね。

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こちらはお初にお目にかかったシチュー。
「米花」に来られた名店のシェフからデミグラスソースの作り方を教わったんだとか。
これが思いのほか味がよくてビックリ。挽肉がたっぷり入ってます。

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タラコでご飯を一膳平らげたあと、お代わりをお願いしてシチューをオン・ザ・ライス。
ハヤシライス風にしていただくと大変美味でございました。

この後神崎さんとなべひろさんが来店。
初めてお会いできたなべひろさんには可愛いイラスト入りの名刺をいただきました。
皆さん、築地でまたお会い出来たときはよろしくお願いします。

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神田の「雲林」に再訪してきました。

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いただいたのは ホリデー限定麺飯セットメニュー・1890円。
メインに前菜、揚げ花巻、デザートが付きます。

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メインはこの中から選べまして、今回は 五目あんかけ焼きそば をチョイス。

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まず運ばれてきたのは 前菜4種盛り合わせ。
内容は鮎の稚魚の南蛮漬け、蒸し鶏、鴨のタンにマコモダケ。

鴨のタンって旨いんですね。軟骨もバリバリといただけます。

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お次は 揚げ花巻の練乳添え。揚げたて熱々の花巻は表面がカリッと。中はふんわり。
花巻だけでも美味しくて、正直練乳が必要ないくらいでした。

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そしてこちらがメインの 五目あんかけ焼きそば。餡にたっぷりと具材が!

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牛肉、芝海老、イカやホタテの海鮮系に、椎茸や木耳、野菜がてんこ盛り。
火の通り具合もお見事ですね。また化調が控えめなのも好印象。素材の良さで勝負してます。

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麺はカリカリした部分もあれば、しっとりしたところもあって、食感のコントラストが最高。
餡だけでなく麺もしっかり量があるので食べ応えありますよ。

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最後にいただいた マンゴープリン は濃厚な味わい!

前菜からデザートまで隙の無い美味しさでした。
次にお邪魔したときはチャーハンを頼んでみますかね。

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先週は築地に行けませんでしたので、ストックの中から「ひよ子」の記事を。
築地で早朝に食べた際、時間と胃袋に余裕がある時にちょこちょこお邪魔していました。

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これは春の4月にお邪魔したときに食べたもの。
オレンジジュース・200円 と 卵トースト・150円。

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あれ? オレンジジュースは市販のものかな?
甘さがやけにキツイですね。 (^^;

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卵トーストは分厚いトーストにキュウリがはさまれ、その上に玉子焼きを乗せたタイプ。
もちろんパンも卵も注文後に焼かれるのでアッツアツ!

ボリュームもあり、150円というのは信じられない安さですね。

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そしてこちらは6月にお邪魔したときにいただいたもの。
ミックスジュース・250円 と ハムトーストサンド・270円。

どちらも以前食べて気に入ったメニュー。完全に置きに行ってますね。 (^▽^;)

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ミックスジュースはバナナの味が非常に濃厚!
バナナをミキサーにかけて作る本格派の味。

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ハムの厚みが魅力のトーストサンドは、辛子がピリッと効いてるのがいいですね。
こちらもやはりCPが非常に高い一品。普通の喫茶店の半分ぐらいの値段じゃないでしょうか。

※今週は2回ほど築地に行けそうです。

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数年ぶりに鶯谷の「遊」にやってきました。

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オーソドックスに 中華そば・600円 を注文。

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煮干しの粉がキラキラと光るスープをいただくと、コクと旨味が口の中に広がります。
それでいて煮干しの苦味はクセは感じさせず、力強さとまろやかさが同居した上品な味わい。
「伊藤」のような煮干しの津波が襲ってくるような衝撃こそありませんが
ご主人はバランスに重きを置いて、「伊藤」とは違ったベクトルで高みを目指しているのかも!

チャーシューは私がかつて「伊藤」で食べたものよりも遥かに美味い・・・。
様々なサイトで見る限り、ブレが大きいこちらのチャーシューですが
この日のものはしっとりして柔らかく、程よくジューシー。理想的な味でございました。

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滑らかな舌触りの麺は決して太いわけではないのに圧巻の存在感。
噛むとパツンパツンと気持ちよく弾ける様に切れ、麺の甘みと一緒に小麦の香りがぶわっ!と。

こちらに来るのも数年ぶりですが、麺は旨くなってるような気がします。
これなら本家にも引けをとらないんじゃないでしょうか?

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瞬く間に食べ尽くし、店を出た後に外観写真をパチリ。
もう一度暖簾をくぐりたくなった欲求をなんとか抑えて、鶯谷を後にするのでした。

※ こちらは既に閉店しています。

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雨がしとしとと降る休市日の昼に、「フォーシーズン」にお邪魔しました。
写真は以前、休市日の朝7時半に来た時に撮影したもの。
この後休市日は9時からの営業と知り、神崎さんと二人で途方にくれたのはいい思い出・・・。

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そんな思い出はどうでもいいとして、この日いただいたのは 焼きスパ・820円 です。
これもこちらの名物の一つ。一度は食べておきたいメニューです。

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味噌汁をサービスでいただいちゃいました。 (^^;
ここの味噌汁の味は、築地の和食の店にも引けをとりませんよ。

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さて主役の焼きスパには醤油で香ばしく炒められたキャベツがどっさり。
こちらにもトマトが乗せられるんですね。野菜をたっぷり食べられますな。

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そしてキャベツの下の細麺パスタはソース味。ほほう、こう来ましたか。

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マスターの熟練のフライパンさばきによって炒められたパスタは、ザクザクとした歯ごたえ。
コシが強く、ワシワシとした食感の強さが実に私好み。
ダブルの味付けのインパクトの強さに麺の主張が負けてないですね〜。

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相変わらず使われる油の量は最低限なので、意外とさっぱりしてるんですよ。
うーむ、ジャンクさと繊細さを併せ持ったメニューですね。

オリジナリティという点では和風スパに軍配が上がりますが、中毒性ではがっぷり四つ!
いい勝負してると思います。後は何を食べてなかったかな・・・。

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魔神さんのレポを読んで、以前から一度お邪魔したいと思っていた
とんかつの名店にやってきました。両国駅のそばにある「むさしや」です。

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ちょっと贅沢して、三元豚を使った極上とんかつをいっちゃいましょう!

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極上ロースかつ・2800円 です。

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美しくキツネ色に揚げられたとんかつはかなりのボリューム。

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まずは塩だけでいただきます・・・、美味いっ! 柔らかい! なんという脂の甘さ!
パリッと立った衣は高温揚げの特徴ですが、低温揚げのような肉の柔らかさとジューシーさ。
これは肉質が良いのは勿論のこと、ご主人の技術の高さによる部分も大きいのでしょう。

ワサビをたっぷりをつけても全然辛くないほどの脂の甘さに思わずうっとり・・・。
そして後味が全くクドくないのに驚き! うーむ、まさに極上の味・・・。

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赤だしがまたいい味してます。

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塩、ワサビ、辛子、ポン酢、そしてソースのどれをつけても絶品の味でございました。
こちらのとんかつの旨さの秘密を知りたい方は、魔神さんのレポをどうぞ。 こちら

※コメントの返信が遅れがちで申し訳ありません。
いくつかストックがありますので、記事の更新は今までのペースで出来そうですが
コメントへの返信はたびたび遅れることがありそうです。ご容赦ください。
忙しさが一段落したら、皆さんのブログにもお邪魔させていただきます〜。

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昼に築地に寄れる機会が出来まして、以前から行きたかった「河岸頭」へ。

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店頭の貼り紙に面白そうなメニューが。これいっときますか。

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特ブツ丼・600円 です。味噌汁と漬物がつきます。
お盆が赤いのでマグロの色が映えませんね〜。
つけダレにマグロを漬けてる時間は5分ぐらいだったかな?

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マグロの量が凄いですねコレ!
通常の2倍というのはダテじゃないなぁ。600円でこんなに盛ってくれるのが嬉しい。

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マグロは赤身や中トロなど様々な部位がどっさりと入ってます。
脂がのった部分が多いので、こってりしてます。特に男性に喜ばれるメニューですね。

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食べ進めていくとひょっこり海老が。
あらっ?と思ったら下からイクラやトビッコ、サーモンやシラスが出てきました。
これまた嬉しいサプライズ。

CPに優れた丼でした。また昼に築地に行けるときにお邪魔しようと思います。

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