習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

2012年09月

01

週末の築地に久々にやって来ました。友人との待ち合わせ時間より早く着いてしまった私。
場外を散歩していると、面白い店がオープンしてるのを見つけました。
あの小僧寿しが手がける立ち食い寿司の店、その名も「鉢巻太助 築地本店」!

魚の味にうるさいT御大や、「寿司大」に通い詰めるS氏をはじめとする築地ブロガーの方々が
99%行かないであろうこちらに、魚の味に鈍感な私がお邪魔してきました。

02

店舗の奥に入ると7席ほどの立ち食いスペースがあります。威勢の良い職人さんが好印象。
握りのセットがあるみたいですが、二軒目が控えているのでお好みで軽くいただくことに。

03

席につくと目の前に置かれたのは本鮪の大トロ。開店記念サービスだとか。
口に入れると脂が重いけど、無料で提供とは太っ腹ですね。普通に頼むと一貫280円です。

0405

大トロをいただいたので、とりあえず鮪を全種類試してみることに。
本鮪中トロ・210円 、本鮪赤身・140円 、そして好物の 〆さば・140円 を注文。

どうして大トロより中トロの方が脂がクドいのだろう・・・。(-o-;
赤身と〆さばはまずまずかな。ネタもシャリも大きいのがこちらの特長。
原価の高い鮪も厚めに切られているのが嬉しい。

06

最後に 煮あなご・140円 を注文。回転寿司でもよく見かける中国産のようですね。
味はそれなりですが、大きく食べ応えのあるサイズなので気に入る方もおられそう。

さてこちらの店、築地本店と看板にあるように、ここである程度成功をおさめたら
全国でチェーン展開することを考えているのかもしれませんね。
立ち食い寿司のチェーンというと、なんたら日本一とかいう激安をウリにした店がありますが
味とボリュームに関してはこちらが全然上だと思います。

07

寿司をつまんでいたらちょうど時間になったので、待ち合わせ場所の「つきじ芳野」へ。
今回は4人でお邪魔を。常連の友人によると、新メニューがいくつか増えたそうで。

08

私が注文したのはその新メニューの スーパーよしの・1800円。
これは穴子のばかしと、背ビレ肉の串焼きをセットにした丼。味噌汁も付きます。

ばかしとは何ぞや?
そう疑問を持たれた方は、こちらの常連でもあるS氏の記事(こちら)をどうぞ。
スーパーよしのの誕生秘話は、ご一緒してくれた猫村氏の記事(こちら)に書かれております。

09

ふわっふわ&とろっとろの煮穴子。軽く炙って焼き色が付いてます。
ご飯に混ぜられた実山椒の佃煮が、味と食感のアクセントに。ピリッ!と来ますよ。
うむ! やはりこちらの穴子丼はレベルが高い・・・。

10

ヒレをぐるぐると巻いた串焼きがまた旨いんですよ。
煮穴子とはうってかわって、弾力ある歯応えと香ばしさが魅力!
入荷がない日もあるようですが、あれば注文必須の串焼きですよ。

11

スーパーよしのはお品書きに書いてませんが、串焼きがあるときはどなたでも注文可能です。
興味を持たれた方は、是非一度お試しください。

ご一緒してくれたかりんさんの記事は こちら

01

今夜は久々に築地の記事を。今週は「寿司大」にお邪魔してきました。
朝ならそこそこ涼しいので、待つのもそこまで苦になりませんね。一時間ほど待ちました。

02

当然ですが、中はしっかり冷房が効いてますよ。
真夏でも玉子焼は熱々のものが出されます。 (^^;

03

まずはおつまみを一品。しょうさんが注文されてた小肌巻きをお願いしました。
小肌の間にゴマをはさんで、大葉と海苔で巻いてます。
これ旨いですよ! 小肌がしっかり〆られているので、醤油も必要ないです。

04

握りの一貫目は旬を迎える 秋刀魚。ほどよい脂のノリ。

05

この時期だけのお楽しみの 新イカ は塩でなく煮切りで。身は小さいのに驚くほどの甘みが。

06

今シーズンの 新子 にギリギリ間に合いました。 (^^;
二枚付けですが、優しい食感と繊細な味わいはやはり新子特有の魅力!

07

大好物の 〆サバ は松輪産。念願の松輪サバのシーズンが始まりましたね。

08

最後に秋のお楽しみである 生いくら をいただいてご馳走様。
まだ粒が小さく、旨味もこれからといったところ。今後に期待します。
この日はシャリのコンディションがいまいちでしたので、軽めで終了。

09

「寿司大」を出た後は挨拶がてら「米花」にお邪魔を。
そういえばこちらを記事にするのも本当に久しぶりですね。
最近のジローさんは絵に凝ってるんですよ。この日も自信作を披露してくれました。

10

「寿司大」で控え目に食べたので、おまかせをご飯超少な目で注文することに。
しかし運ばれてきた料理を見て、しまった!と思った私。おかずのボリュームが凄い。 (^^;

11

この日のおまかせは地鶏のソテーと海老入りサラダ。
カボチャの煮物も大きいのが嬉しかったり、悲しかったり(笑)。
朝から腹パンパンになってしまいました。 (^^;

12

「米花」は鶏も旨いけどメインは魚料理なので、数日前に食べた海鮮丼も紹介しておきます。

13

この日のネタは海老とホタテとアワビ、そして本マグロ。
中でも群を抜いて美味しかったのが本マグロ。
スジが入ってますけど、簡単に噛み切れて全然気になりません。
赤身の味わいの濃い美味しい本マグロのせいで、他のネタの存在を忘れてしまうほどでした。

14

「米花」でも生いくら丼が始まってます。次回はそれか、未食の穴子丼にしようと思います。

01

9月に入っても30℃を超える暑い日が続いておりますね。
というわけで今夜は涼しげな記事を。
銀座三越から歩いて数分のところに、「松崎煎餅」という老舗の菓子屋があります。

02

ここは煎餅やあられを販売しているだけでなく
二階にお茶やお菓子を楽しめるスペースがあるのです。

03

階段を上がると広々としたお洒落な空間が。軽く30席はあるかな。

04

こちらでは暑い時期にはかき氷がいただけます。白玉トッピングで注文しました。

05

かき氷(白玉トッピング)・1150円 です。

06

滝の時間を止めてしまったかのような、センスある美しい盛り付けにウットリ・・・。
ビジュアルでは先日物産展で食べたものとは雲泥の差がありますね。(^^;

07

白玉はぷるんとして、優しい食感。餡子はクドくない甘さが私好み。

08

さじを入れるとファサッと氷が鳴り、口に入れるとさらりと溶けます。
口どけの良さは天然氷に敵いませんが、氷の削り方次第でここまで美味しくさせるのは見事!

抹茶シロップは苦味がやや強め。少し苦みが強い方が品がでますね。
餡子が添えられるので、味の全体的なバランスがとれてます。
あとはシロップにも茶の香りがしっかりあると、個人的に嬉しいかな。

09

銀座での買い物途中にちょっと休憩するのにいいですね。
今度はかき氷以外のお菓子も試してみたいです。

01

「くろぎ」のランチをいただいて、高級割烹の世界を一度覗いてみたいと思った私。

そこで足を踏み入れたのは新宿区荒木町・・・。
大人の社交場と言われる地にある和食料理屋「車力門 ちゃわんぶ」にお邪魔してきました。

02

個室に案内されまして、今回は1万2000円のコース(サービス料別)をお願いすることに。

03

一品目は冬瓜のふくめ煮と茄子の土佐酢漬け。

04

冬瓜のシャリシャリした歯ざわりが心地よく、茄子のふんわりした食感がなんとも言えず。
無添加の利尻のウニが上品な甘みを与え、それをつくね芋が優しく包み込む感じ。

これは旨いですね〜。のっけからやられました。 (^^;

05

続いて豪華なお造りが。

06

勝浦の鰹、佐島の真鯛。伊豆の金目鯛は炙りで。

07

ウニは一品目と変わって淡路のものが。
全てのネタが、私が普段いただくものよりワンランク上のクオリティ。
わきを飾るミョウガとキュウリの梅肉乗せが、よい箸休めに。

08

椀物は赤ムツのみぞれ椀。厚みのある赤ムツがドカッと入った贅沢な椀。
赤ムツは身がふわっとして、真鯛の背骨と昆布でとった出汁は、気品ある高貴な味わい。
うーむ。一口飲んだだけで、凄みを感じます・・・。

09

面白かったのがこのイチジクの田楽。

10

すっきりした甘みのある味噌とイチジクとの取り合わせ。
和食経験の乏しい私には
恥ずかしながら果物と味噌の組み合わせの美味しさがよく判らず。 (^^;

11

大阪湾の鰯を炊いたもの。これは文句なしに気に入った一品。
脂がこれ以上ないほどにのって、口の中でとろりと溶けます・・・。
味付けは必要最小限で、爽やかな生姜がピリッと味のアクセントに。

たかが鰯と侮れない旨さでございました。

12

終盤に光り輝きながら登場したのは山形牛A5ランクのビーフカツレツ。

13

個人的にはこういう派手な器はあんまり好きじゃないんですよね。
ビーフカツの衣の黄色が映えないし、なにより撮り難い(笑)。
しかし美しくレアに揚げられた牛肉のなんとも旨そうなこと!

14

牛肉はA5に限る!なんて言うほど高級肉を食べ慣れてはいませんが、
一つ判ったのはこれが最高に旨いということ。
肉のやわらかさや赤身の味の濃さ、サラッと溶ける脂の甘みなどどれをとっても一級品。
それをシンプルだけど間違いのない技法で揚げられたのがよく判ります。

15

〆にご飯と京揚げの味噌汁が。添えられていたのは筋子と香の物。

16

艶々の美味しいご飯を食べると、日本人でよかったと本当に思います。

17

遅れてビーフカツ用の切り落としの部分が、ステーキで出される嬉しいサプライズ。
脂の甘みが強いので、ワサビをたっぷりつけても全然辛くないんですよ。

18

最後に田楽用のイチジクをデザートでいただいてご馳走様。
仲間と美味しいものを楽しむ夢のようなひと時は、終りを迎えてしまいました・・・。

19

目一杯背伸びをして、荒木町の和食の名店に飛び込みましたが、大変よい経験となりました。
可愛い看板が目印のこちらに、いつかまたお邪魔したいです。

ご一緒してくれたまいたーんさんの記事は こちら
かなめさんの記事は こちら
らいぽさんの記事は こちら

このページのトップヘ