今日は都内のラーメンの記事を久々に。なんと4ヶ月ぶりです。 (^^;
まだ暑かった9月上旬に、友人と二人で訪れたのは「麺工房 武」。
かつて錦糸町と押上の間にありましたが閉店し、新たに亀戸に開店したのは今年6月のこと。
亀戸駅の東口から徒歩一分! かなりの好立地ですね。
こちらは濃厚な豚骨魚介系スープのつけ麺(写真左)が売りなんですが
夏から始めたという牛塩ラーメン(写真右)が最近話題でして。
二人揃って牛塩ラーメンを頼みました。
友人はラーメンが出来るまでのつなぎで 手作り水餃子・350円 も注文。
一つお裾分けしていただきましたが、本格的で中々の旨さ。モッチリした皮がいいですね。
私が注文したのは 牛塩特製ラーメン・950円。
澄んだ黄金色のスープを覆いつくすようにチャーシューと岩海苔、味玉が乗せられ
鮮やかなグリーンのネギが丼一杯に散らされます。
美しいラーメンですね。盛り付けのセンスがいい。
牛骨を煮込んで作ったというスープは、コクがあるのに後味は意外とさっぱり。
飲んだ後に、岩海苔のほのかな磯の香りがふわりと・・・。
特製にするとチャーシューが増量され、味玉が乗るようです。
チャーシューは牛ロースを使い、ほどよくやわらかさを感じる絶妙の厚み。
麺は中太麺。上品で繊細な塩スープだと細麺が合いますが
このスープは旨味の輪郭がハッキリしてるので、この太さでもマッチしてますね。
こちらの牛塩ラーメンが話題の理由が、小皿で提供されるガラムマサラ。
28種類の生薬とスパイスから作られた自家製のもの。
この日はお好みでパクチーも付いてきました。パクチー中毒の私は勿論お願いすることに。
麺を半分食べ終えたぐらいで、ガラムマサラとパクチーを投入すると
味わいがガラッと変わって、エスニックなカレー風味のラーメンに。
ほほう! これは実に面白い。
さらに辛いものが好きな方には自家製ラー油も用意してくれまして
私も終盤に少しだけ入れてみましたが、かなりの辛さでございました。 (^^;
二段階、三段階に渡って味の変化を楽しめる美味しいラーメンでした。
次回は豚骨魚介系スープのラーメンかつけ麺をいただいてみようと思います。
築地にて その458 地下の粋
先月下旬にお邪魔したのは、以前から一度行きたかった築地のオイスターバー。
共栄会ビルの地下一階にある「地下の粋」です。
予約が出来ない店なので、中々伺う機会がなかったんですよ。
今回は3人で入店し、まずは飲み物を。
夏はやっぱりビールでしょ!?
私が頼んだのはウーロン茶ですけどね。(^^;
この日のメニューはこちら。
まずは右下の本日のおすすめと書かれた、3種盛食べ比べセットからいただきますか。
牡蠣は提供に時間がかかるので、間をつなぐために一品注文。
本ズワイガニ、塩いくら、利尻昆布のポン酢合え・680円。
写真から想像できるそのまんまの味です。まぁ、これは普通かな。 (^^;
さぁ、お待ちかねの 本日のおすすめ食べ比べセット・1300円 が運ばれてきました。
志津川(宮城)の真牡蠣と、八森(秋田)の岩牡蠣から。
今日の記事は、あまり代わり映えのしない写真が続くことをお許しください(笑)。
※ 牡蠣は全て3人前を注文しています。
左が志津川の真牡蠣。右が八森の岩牡蠣。
真牡蠣からいただきますと、旨味と磯の薫りが濃厚。舌にビリッビリ来ますね!
八森の岩牡蠣は磯の風味は穏やか。旨味がクリアで、後味が意外とスッキリ。
真牡蠣の旨味がいつまでも舌に残るのとは違い、瞬間的にサッ!と消え行く感じ・・・。
食べ比べると味わいが全然違うのに気付きますね。
ちなみに私の好みは、断然岩牡蠣の方。
3種盛の残る一つ、新潟の岩牡蠣。
八森と比べると、大きさが二倍くらいあります。
なんとか一口で頬張ると、身が大きい分、弾力が豊かで力強い旨味!
それでいて磯臭さもあまりなく、するっと胃に入って行く食べやすさ。
ほほう、なるほど。食べ比べると、産地の味の違いも解り易いですね・・・。
生牡蠣をいただいた後は、焼き牡蠣を頼んで食べ比べ。
志津川の真牡蠣(素焼き)・440円。
焼くと磯の風味が和らいで、旨味と身の弾力が増しますね。
殻に残ったおツユがまた旨いんですよ!
こちらで評判の西京味噌バター焼きも勿論試させていただきます。
昆布森(北海道)の真牡蠣(西京味噌バター焼き)・520円。
牡蠣の旨味と西京味噌の香ばしく焼けた香りと、まろやかなバターのコク・・・。
それぞれの美味しさが渾然一体となった贅沢な味わい。
これは特にお酒好きの人にたまらない味ではないでしょうか。
まだまだ色々な産地の牡蠣も食べたいところですが
3人ともいい具合にお腹が膨れていたので〆に。
天然魚介出汁のスープカレー・840円 をいただきました。
具が全く入っていないのに、海老やイカ、白身魚などふんだんに使われたと思われる
魚介の出汁がしっかりと感じられる美味しいカレーでございました。
同じビルにある系列店の「魚や粋」にも一度訪問したいところ。
いや、その前にこちらで岩牡蠣の食べ尽くしなんてのも面白い。
胃袋&財布へのダメージがとてつもなく大きそうですが(笑)。
ビストロ・ポトフ 【京成津田沼】
地元の千葉の記事が続きます。
8月最終日にランチに訪れたのは、うちから徒歩圏内の「ビストロ・ポトフ」。
フランスの田舎料理が気軽に楽しめると人気の店です。
ランチメニューから私が選んだのは、渡りガニとホタテのトマトパスタ。
そして300円追加して、スペシャルスウィーツもお願いすることに。
ツレはこちらの店名にもなったポトフを。
この日は夏限定のフォー入り夏バージョンポトフとのこと。
選べるスペシャルスウィーツからは、バナナとイチジクのシフォンを。
こちらではランチにスープ、サラダ、プチデザート、コーヒー or 紅茶が付きます。
まず運ばれてきたのは カボチャの冷製スープ。
キン!と冷やされたスープは滑らかで、サラリとした中にカボチャの甘みがしっかりと。
余計なものを入れない、澄み切った味わいで私の好きなタイプ。
続いて瑞々しい 野菜サラダ。
さぁ、メインが運ばれてきました。
渡りガニとホタテのトマトパスタ・1200円 と 限定ポトフランチ・1200円。
ワタリガニのボリュームが凄いですね!
ちょっと食べにくいですけど、殻から身をほじるのもまた愉しかったり(笑)。
パスタもしっかりアルデンテで、心地よい歯応え。
玉ネギの甘み豊かで、濃厚なトマトソースがよく絡み、後味にワタリガニの風味がふわりと。
でも生臭みは全くないところがプロの仕事。
ツレの頼んだ夏バージョンポトフには、鶏肉や豚トロ、ソーセージにベーコンなど盛り沢山。
野菜もたっぷりで、色んな素材から出た旨味やダシの見事な競演!
私も少しいただきましたが、複雑玄妙なスープの旨いこと。
そのスープを吸ったフォーも、当然のように美味しかったようです・・・。
今はもう9月ですから、ポトフも秋バージョンになってるでしょう。
寒い時期に食べるポトフは、きっとより美味しいはず!
スペシャルスウィーツ・300円 には、選んだケーキにアイスとカスタードプリンが付きます。
私が選んだシフォンケーキは、ふっかふかの優しい食感で
バナナとイチジクが上品に薫る洗練された味わい。300円ならこれはお得!
味にもボリュームにも満足させてもらったランチでした。夜にも一度訪れてみたいです。
南インド料理 葉菜〜hana〜 、 PicNic 【勝田台】
先週末の昼。京成津田沼から15分ほど電車に乗って、降り立ったのは勝田台。
お目当ては、駅から徒歩数分の場所にある「葉菜」。
魔神さんが高評価のインド料理の名店なのに、何故か今まで来ておりませんでした。
二名で予約をして、開店と同時に入店。奥の席に通されました。
今回は二人ともこちらのスペシャルミールスを注文。
100円追加で日本米からインディカ米に変更可。
他に300円追加で飲み物とミニデザートが付けられるということで、両方頼むことに。
スペシャルミールスは、ベジ(野菜)とノンベジの両方のカレーが付きます。
この日のベジはカボチャのクートゥー。ノンベジはラムビンダルか〜。
・・・クートゥーって何だろ? (^^;
最初に運ばれた ラッシー でのどを潤します。甘さが控え目で飲みやすいタイプ。
厨房から漂ってくるスパイスの香りに癒されながら、待つこと15分ほど。
スペシャルミールス(インディカ米・飲み物デザート付き)・1700円 が運ばれてきました。
インディカ米はこんもりと盛られ、パパド(おせんべい)の下から順番に
サンバル、ラッサム、ラムビンダル(ノンベジ)、カボチャのクートゥー(ベジ)
ダル(豆)カレー、ライタ(ヨーグルト)。
ナスのピクルス、チャトニ(ココナッツとスパイスによる漬けだれ)。
中央にジャガイモのポリヤル(野菜のスパイス蒸し炒め)とウプナ。
サンバルとラッサムからいただくと、スパイスはしっかり薫るのに
油分や塩気は実に控え目で、豆やトマト、野菜の美味しさがじんわりと伝わってきます。
サンバルの中の冬瓜がやけに美味!
こちらは特に野菜へのこだわりが強いそうですが、これを食べただけでも判りますね。
メインのラムビンダルとカボチャのクートゥー。
ラムビンダルは今まで私がよそで食べたものとは違い、サラッとしたタイプ。
尖った酸味や甘みで不自然にインパクトをつけず、穏やかで優しいナチュラルさが私好み!
ラム肉もやわらかく仕上がってますね。
カボチャはほくほくして、こちらも素材の味を邪魔しないシンプルな味付け。
野菜の旨さ、甘さがストレートに感じられます。
豆のカレーも同様に、素朴な味わいが実にイイ。これも好きだな〜。
パラパラに炊かれたインディカ米との相性も良し!
色んなカレーを次々に混ぜていくと、味にどんどん深みが増していきますね。
お米の量はしっかりあったのに、美味しくて瞬く間に完食してしまいました。 (^^;
ミールスの後はデザートを。この日は梨とアイスがのったパウンドケーキ。
生地がもっちりして、甘さ控え目の美味しいケーキでございました。
初訪問でしたが、魔神さんが高評価なのも納得のクオリティ。
近所なんだから、もっと早く来ていればよかった。 (^^;
2010年8月に行かれた魔神さんのレポ(★★★★)は こちら
私もいつかドーサを食べに行かねばなりません。
美味しいインド料理を堪能した後は、同じ勝田台にある「PicNic」というカフェでお茶を。
店内はほぼ満席で、家族連れや女性グループで賑わっておりました。
二人とも カフェラテ・500円 を注文。
ラテアートが付けられるということで、題材はおまかせでお願いすることに。
ツレのラテアートは可愛いクリオネ。
「葉菜」のラムビンダルの美味しさの余韻に浸っていた私には・・・。
羊のラテアートでちょっとビックリ!
心を読まれたのかと思いましたよ(笑)。
ミルクたっぷりのカフェラテを、ゆっくりと味わったのでした。
北京亭 【西千葉】
不惑を迎え、以前に比べると明らかに胃のキャパが減ったと自覚しています。
昔はふりかけだけでも丼飯三杯は平らげたのに・・・。
そんな自信を失いかけていた私が
ありし日の自分を取り戻すために訪れたのは、一軒の中華料理屋でした。
その店の名は「北京亭」。
目の前には大学があり、飢えた学生達の胃袋を満たしてくれる 盛り の良さが評判の店。
それでいて味も中々本格的だと聞いております。
プライドを取り戻すための最初の注文は ニラレバ炒め から。
たっぷりのニラともやし、主役のレバーが高温で手早く炒められます。
野菜はシャキシャキ、レバーはぷりっぷりの食感!
文句のつけようがない見事な火加減。味付けは濃い目ですが、油が適量なのが嬉しい。
二品目にいただいたのは 鳥もも肉の腐乳和え。
豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた腐乳で、大ぶりの鳥肉を炒めてあります。
これは結構クセと塩気が強くて、お米無しでは手強かった!
お次はスタンダードな中華のメニューである 麻婆豆腐。
たっぷりの豆腐とコッテリした肉味噌! 実に私好みであります。
今回は標準の辛さでお願いしたけれど、もっと辛口にすればよかったな。
さぁ、禁断の炭水化物ゾーンに突入します!
まずは 五目あんかけ炒麺 です。
香ばしい焼き目のついた麺に、具沢山の甘酸っぱいあんかけがトロ〜リ。
昔の私なら、このビジュアルと香りだけでもご飯が食えたものです。
モチモチした中華麺をズババッ!と一気にすすり上げると
あんかけのとろみと、まろやか〜な酸味がたまらないですね。
最後の注文はこちらの名物でもあるデカ盛りメニュー。
肉玉炒飯(特盛)です。
たっぷりの炒飯に玉子焼(プレーンオムレツ?)が乗り
甘辛く炒められた豚肉と、千切りキャベツがそえられます。
パラパラに炒められた炒飯の美味しさもさることながら、ふわっふわの玉子焼が旨い!
それぞれを普通に食べても美味しいですが、肉&玉子&飯を同時に喰らうとなお旨し!
千切りキャベツのザクザクの食感も、アクセントになってイイ!
五品目だというのに味がよかったおかげで、最後まで苦も無く完食させていただきました。
私の胃袋もまだまだ捨てたものではないですね。自信を取り戻すことが出来ました。
・・・こんな強靭な胃を持つ健康な男子に育ててくれた両親と
この日ご一緒してくれた二人の友人に、心より感謝いたします。
再訪するときは、売り切れだったこの春巻を食べねば!
日本橋橘町 都寿司(6) 【馬喰横山】
8月下旬、5ヵ月ぶりに「都寿司」へお邪魔してきました。
今年の初めから本当に大人気で、滅多に予約の取れない店になってしまいました。
二人で訪れて、案内されたのはカウンターの角の席。
いつも通りつまみと握りの おまかせ・13000円 を注文。
前回(記事は こちら)はいつも程の感動がなかったのですが、果たして今回は!?
お茶と一緒に出されたのは 枝豆。 もちろん出す直前に茹でてくれます。
つまみの刺身に登場したのは 銚子のマコガレイ と 長万部のホッキ貝。
マコガレイは熟成加減が完璧。
ホッキはワタの部分に少しだけ火を通されて、甘みと薫りがふくよかに。
お次は私の大好物の鯖! 〆鯖の巻ものです。
この季節だからてっきりゴマ鯖かと思いきや 真鯖。 淡路のものだとか。
あさつきやガリと一緒に海苔で巻かれた姿はなんとも美しく、食べるのが惜しいほど!
夏の盛りだというのに脂が十分にのってます。
きっとこの鯖を手に入れるのは、大変だったでしょうね。
新イカのゲソ です。これは鹿児島は出水のもの。
わずかな期間しか楽しめない新いか(スミイカの子)。
少しだけ熱を通すことで、甘みが増すだけでなく歯ざわりが良くなります。
煮詰めでいただきます。控え目にふられた柚子がいいアクセントに。
焼物には 和歌山のアカムツの塩焼き。
筋子の味噌漬け でつまみは終了・・・。
さて、握りに入ります。
握りの前に用意される自家製のガリも、ここの楽しみの一つ。
一貫目は昨年もこちらでいただいた 新子 から。
口に入れた瞬間、思わず 『 旨い 』 と声が出てしまいました。
ただ脂がのっていればいいとか、甘さが濃厚であればいいとか・・・。
そんな単純でストレートな美味しさとは違った、淡く儚い洗練された美味しさ。
でも残念なことに、これに興味がない人が意外と多いのです。 (^^;
二貫目は 愛媛は八幡浜のイサキ。
一週間寝かせることで、旨味がググッと引き出される感じ。
イサキって皮が美味しいのに、こちらではあえて使わないのかな?
ワラで燻した気仙沼の鰹 です。これも素晴らしかった一貫。
脂がのった皮目の部分がなんともたまらない美味さ。
そして味覚以上に嗅覚に旨さを訴えてくるような・・・。
つまみで足が登場した 新イカ が握りにも。
三日寝かせることで、新鮮なイカの弾ける様な食感は無くなるものの
甘みにコクと奥行きが生まれます。
トロ は三厩のもの。
脂のノリだけでなく、爽やかな香りも魅力だったのは 山口の仙崎の鯵。
茹であがりを冷水でサッとしめる 車海老 はここの定番のネタ。
この日も完璧な火の通り具合。
中がほんのり温かく、強過ぎも弱過ぎもしない心地よい弾力。
金目鯛 もこちらに来たら、必ず食べておきたい一貫。
脂の強さに負けないように、辛子を多めでお願いしました。
甘いけどスッキリした後味の 唐津の赤雲丹。
握りの最後は 穴子 をツメで。
口の中をフラットに戻してくれる あさりの味噌汁 とカステラのような 玉子焼 で〆。
今回はつまみも握りもクオリティが高く、満足させていただきました。
やっぱり前回はたまたまだったようですね。
次回こちらに訪問するのは来年の春の予定・・・。
私はそれまで我慢出来るのでしょうか!?
※ パソコンで記事をご覧になられた方にはお判りでしょうが、
トップページに表示される3件の記事の写真と文章を
『 左寄せ 』 から 『 中央寄せ 』 へと変更してみました。
こちらの方がバランスがよくて見やすいと思うのですが、いかがでしょう?
よろしければご感想お聞かせください。
末げん(2) 【新橋】
涼しくなったと思ったら、猛暑が返ってきた上に台風まで襲ってくるとは!
せっかくの三連休なのに、予定を変更せざるをえない方もおられるのでしょうね。
台風は本日の昼頃に、千葉を通過するそうで。
私は家にこもり、借りた 『 半沢○樹 』 の録画DVDを第1話から延々と見る予定。
なんて有意義な休日の過ごし方なのでしょうか!?
・・・くだらない話はこの辺にして。
今回は6年ぶりに再訪した「末げん」のランチの記事を。
先月の平日休みに友人に付き合ってもらい、午後一時過ぎに訪問。
運良く待たずに入れ、落ち着いた座敷席に案内していただきました。
ランチのメニューはこの三品。
今回は名物のかま定食とから揚げ定食を頼み、二人でシェアすることに。
6年ぶりのご対面となる かま定食大盛り・1155円 です。
生姜の効いた鳥スープ、酢の物、お新香が付くのは変わらないですね。
こちらは初対面となる から揚げ定食・1470円。
添え物は同じ。
さて、再び会えることを願っていたかま定食からいただきます!
・・・美味っ!
奥久慈軍鶏、合鴨、滋養鶏の3種類のそぼろを合わせ、卵でとじるスタイル。
卵が硬くならないように、ふわっと優しく混ぜるのがコツなんだとか。
最後に三つ葉を乗せて、香りと食感にアクセントを。
割り下の味付けはほんのり甘めで、私好み。
卵の絶妙な半熟具合が、この料理の肝なのです。
ふわっふわの玉子に包まれた3種の挽肉からは、しっかりと旨味が感じられ
鶏自体の味わいも実に濃厚・・・!
おそらく鶏同士の相性の良し悪しなども、ちゃんと計算されているのでしょうね。
こちらは初めていただいたから揚げ。
大きなから揚げが5つも入っているとはいえ、1400円とは強気な値段じゃないですか。
しかし一度食べてみれば、それも納得のクオリティ。
衣はサクサクで、中の鶏肉はしっとり。から揚げなのに食感に品があります。
熱々のまま一気にかぶりつくと、あふれ出す肉汁の甘みがたまらない・・・。
ほのかに下味がついてるのがまたイイ! この味付けは家庭ではマネ出来ないな。 (^^;
先日「ふじむら」でいただいた地鶏のから揚げも素晴らしかったけど
こちらは鶏肉の質の差の分、その上を行くかも!?
6年ぶりに味えたかま定食も初めていただいたから揚げも、大変美味でございました。
次回はもう一つのランチメニューである たつた揚げ定食 を食べてみたいです。
猛暑の中を職場から15分も歩いて来てくれて
昼食をご一緒してくれた、心優しき猫村さんの記事は こちら
嘉賓 【四ツ谷】 、 フクナガ(2) 【四谷三丁目】
8月の週末、総武線に乗って四ツ谷まで行ってきました。
お目当ては「嘉賓」本店のランチです。
ランチメニューはこんな感じ。
おっ! 週末と祝日は全品二割引きとは嬉しい。
入店したのは13時半を少し回ったところ。席は半分ほど空いておりました。
おそらくこの辺りの飲食店は、平日の方がずっと混雑するんでしょうね。
私が注文したのは、宿題メニューの カキソース和えそば・640円(週末価格)。
津田沼にある「嘉賓別館」(記事は こちら)のものと違いがあるのでしょうか?
・・・といっても写真を見比べるだけで、だいたい判りますね(笑)。
明らかに麺の質感が違います。
あと値段の違いもありますけど、麺の量も随分異なります。
四ツ谷の本店の方が盛りがいいですね。
津田沼の別館のものがモチャッ!としてるのに対し
本店はワシャワシャしてコシが強い感じ。味付け自体は一緒かな?
別館の麺よりはこちらの方が料理に合っているけれど
正直この麺も絶品かと問われると・・・。 (^^;
美味しいけど、カップ焼きソバの最高峰の味というのが、偽らざる私の感想。
食感や味付けにB級感があって、ハマるとクセになる味なのは間違いないですが。
こちらはツレが頼んだ カキソース和えソバと鶏肉入粥・640円(週末価格)。
お粥はもし魔神さんが食べたら、斧で器ごと斬られそうな味だったけど
ラー油をたっぷりと入れたら、なんとかなりました。 (^^;
「嘉賓」で食べた後、ちょっと歩いて「フクナガ」へ。
初訪問(記事は こちら)したのは冬でしたが、夏場はやっぱり混んでますね。
階段に15人ほどの行列が出来てまして、20分ほど待ちました。
季節限定のメニューは桃とプラム。
二人でしたので、一つずついただきましょう!
こちらが プラムパフェ・900円。
甘酸っぱいプラムにシャーベット、アイス、生クリームが盛り付けられます。
混んでたせいか以前食べたイチゴや柿のパフェに比べると、盛り付けが雑かな。 (^^;
でもプラムは甘さと酸味が程よく、シャーベットのスッキリした爽快な後味もよし!
シロップで誤魔化さない桃パフェも、桃の自然な甘みを感じられて美味。
プラムも美味しかったけれど、私の好みは断然桃の方かな。 (^▽^;)
今年はもう桃パフェの提供は終わってしまったので、また来年食べに行きたいです。
築地にて その457 ふじむら(2)
先月下旬に築地の「ふじむら」に再訪してきました。店はビルの地下一階にあります。
常連の方に予約を取ってもらい、今回は8名で訪問。
まずは飲み物を注文しましょう。
メニューには書かれてませんが、ソフトドリンクもありますよ。
私は 緑茶 をアイスで。値段は一杯300円でした。
食事は定番のグランドメニューと、その日だけのメニューがありまして
この日の限定のメニューはこんな感じ。
裏にもあります。ただ残念なことに、既に岩がきが品切れとのこと。
注文は基本的に、常連の幹事様におまかせ。
お通しが運ばれてきました。
茄子田楽とピーナッツ味噌、小鯵の南蛮漬け。
とりあえず枝豆でしょう。 だだ茶豆塩ゆで・450円 を。
注文が入ってから茹でてくれるので、ほんのり温かいですよ。
さぁ、豪華な刺盛が登場です! 刺身五点盛り・4900円。
脂がびっしりとのった鰯と、かんぱち。鮮度も文句無し!
つぶ貝はコリコリの食感。香りもよかった。
刺身の主役といえば、やっぱりマグロ。
いい本マグロでしたが、それより気に入ったのがお隣の〆さば。
皮目を軽く炙られた、浅〆の松輪サバでございました。
脂は甘く旨味が重厚なのに、後味は意外と爽やか。今期初の松輪サバに感激!
定番のグランドメニューからも注文しましょう。
参加者の中に無類の唐揚げ好きがいたので 地鶏唐揚げ・840円 を。
この唐揚げが抜群に美味しかった!
肉質は勿論のこと、肉汁の閉じ込め具合とか、衣のカリカリ感とか絶妙。
今年一番の唐揚げかも!?
揚物のお供に 水なすとエシャレット盛り・600円。
本当は谷中生姜も加えた三点盛りなんですけど、幹事の好みで二点盛りに変更(笑)。
どちらも瑞々しくシャキシャキで、口直しに最適でした。
豚の角煮・950円。 ランチでも人気の一品。よく味のしみた大根、玉子の旨いこと!
角煮は単にやわらかいだけでなく、肉の噛み応えも楽しめる適度な弾力が私好み。
ちょっと甘めの味付けなので、お酒よりもご飯の方が相性がいいみたいです。
これはどのメニューにも書かれていない ウインナーフライ・時価(笑)。
今回の幹事が以前頼んで無理矢理作ってもらい、美味しかったので
この日も特別にお願いしてくれたんだとか。(^^;
ウインナーを揚げただけなのに旨い! 衣と揚げ方に秘訣があるんでしょうね。
お新香・530円 も口直しに。
どれもいい味してたけど、手前のカブが特に気に入りました。
きっと築地の漬物の名店から仕入れているのでしょう。
続いて 地鶏のさんしょう焼き・840円。
刺激的な山椒が、口の中でバッチバチくるのがクセになるなぁ!
前回(記事は こちら)もいただいた えびしんじょう揚げ・650円。
本当は3個で一人前なんですが、8人なので4個にしてもらって二人前を。
多分値段も少し変わっていると思います。
ほわっほわしてて、口に入れるとプチン!と弾けるように切れて、海老の風味がふわんと。
これはこちらに来たら、一度は頼んで欲しい一品。
最後の〆も前回同様に 稲庭うどん・840円。
既にお腹一杯だったのに、ツルツシコシコした麺が美味しくて
するすると胃の中に入っていきました(笑)。
どの料理も美味しくて、大変満足させていただきました。
涼しくなってきたので、次回は秋が旬のものを味わいに行きたいです。
9月10日の習志野習志
夜がすっかり涼しくなったので、ちょいと 『 焼き 』 に行ってきました。
ぷっくりと焼けたシマチョウに喰らいつくと、口の中で弾ける脂の甘さがたまらない!
・・・でも明日の朝、胃がもたれないだろうか? と、少し心配な私なのでした。 (^^;
明日の本更新は、夜になるかもしれません。