習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

2016年03月

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昼食を済ませた後は
近江町市場そばにある「 東出珈琲店 」で休憩を。

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店に入ると、珈琲のいい香りに包まれます。
先客には市場関係者と思しき方々が。

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こちらは厳選した豆を使った自家焙煎珈琲の専門店。
浅煎りから深煎りまで20種類ほどの珈琲が用意されております。

珈琲に疎い私は
無難に 東出ブレンド・470円 を注文するのでした。
ツレは カフェオレ・480円 を。

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珈琲の注文は悩みませんでしたが
デザートをどうするかは長時間悩む私。

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悩んだ末に珈琲のおともに選んだのは プリン・350円。
ドリンクとセットだと50円引きに。

さてまずは自慢の自家焙煎珈琲からいただきますと
香りが立ち、ほどよい苦味とやわらかい酸味。
後味がすっきりとして、飲みやすいタイプ。
好きな味です。

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ホールからカットされたプリンは、舌ざわり滑らか。
卵がたっぷり使われ
甘いだけではない重厚感のあるカラメル。

バニラの香りも豊かで、珈琲との相性が抜群でした。
お腹が空いてる時なら二個はいけるな。

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昼過ぎに次の目的地に向かうために金沢駅へ。
ここからはバス移動となります。

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出発時間まで駅ナカを散策。
味のある展示品を眺めながら、時間を潰します。

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そろそろ出発というときに見つけたのが「 白山そば 」。
外観がやけに綺麗だと思ったら
昨年リニューアルされたばかりなんですって。

立ち食い蕎麦ですが、とある食通の方にオススメされた店。
蕎麦一杯ぐらいならまだ入るかなと思い、一人で入店。
ツレはベンチで待機です。 (^^;

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注文したのは 白えびかき揚げそば・570円。
でっかいかき揚げとネギ、赤巻きが乗ります。

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せっかくなので金沢らしいメニューを選んだのですが
かき揚げから出た油で、ツユの味がぼんやりとした印象に。

食通の方にはツユが美味しいのが魅力!と聞いていたのに
このメニューを選んでしまった私自身に失望・・・。

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そばは茹で置きのもっちゃりしたタイプで
場末の立ち食いそばと変わらないかな?

次回金沢に来るときも再訪して
普通のかけそばでリベンジせねば!

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二泊三日の金沢旅行。
あまり天候には恵まれませんでしたが
とても美味しく、楽しい旅となりました。

ただ金沢に行くなら、真冬は止めた方がいいかもしれません。
とんでもなく寒いんですもの(笑)。

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金沢滞在最終日は、朝から雪が舞っておりました。
厳しい寒さの中、金沢城観光は早々に諦め
近江町市場 』をぶらつくことに。

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天候が悪かったせいか、観光客の姿もまばらでした。

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早めのランチを食べに訪れたのは、市場内にある 「 もりもり寿し 」。
金沢を中心に、全国に支店を持つチェーンですが
入るのはこちらが初めて。
近江町市場にあるこの店舗は、特別に朝7時から営業しています。

金沢は回転寿司の店が非常に多く、競争が激しいとか。
一度試してみたかったのです。

週末は朝から行列が出来るほどの人気ですが
寒さも影響したのか、客入りはイマイチ。
私達にとっては、入りやすくてありがたい(笑)。

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カウンターに並んで座り
温かいお茶にホッとした後、適当に注文を。

おっ! お品書きにガス海老が。
アレは注文必須だな。

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まずは 近江町三点盛・500円。
中とろ、とび子軍艦、のど黒のセット。
とび子ってのが泣ける・・・。

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気になるのは、やはりノドグロの味。
脂のノリは悪くないけど、身が水っぽいかな?

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前夜に「乙女寿司」で感動した 甘海老・380円。
鮮度はまずまずといったところ。

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こちらでも海老の食べ比べを。
ガス海老・470円。

大ぶりの身が口に入れるとネットリと。
甘みはあるけど、コレも鮮度は微妙かな?
まぁ、天候から考えて時化が続いていたでしょうから
仕方ないかも。

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刺身もたのんでみました。
おまかせお造り・1300円。
ブリやイカ、赤身にバイ貝、甘海老などの
豪華なラインナップ。

ブリの背と腹を食べ比べさせるなんて
中々憎い趣向じゃないですか。

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好物のホタルイカも外せません。
生ほたるいか軍艦・260円。

ぷっくりとふくらんだ身を頬張ると
ワタの甘さと香りがなんとも・・・。
ここで一番気に入ったのは、コレでした。

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お次はそのホタルイカの塩辛を
真イカの墨を使って熟成させた ほたるいか黒造り・180円。

イカスミのコクが足されて、深い味わいに。
塩辛いけど結構イケます。

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最後にいただいたのは 富山産皮はぎ(肝付)・470円。

ポン酢をかけて食べましたが、身は乾き、肝の味が全然しなくて
正直コレは失敗だったかな? (^^;

今回は時化続きや訪れた時間帯による影響で
おそらく万全のネタが揃った状態ではなかったと思いますが
金沢屈指の人気回転寿司店の実力の片鱗はうかがえました。

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新規の店への食べ歩きは休止中ですが
ツレのリクエストである店に行くために、平井駅で下車。

目当ての店の開店までの時間を潰すために訪れたのは
ワンモア 」という純喫茶。

2015年の年明けに放送された、マツコの番組の築地特集の回。
同じ回のパンケーキ特集で紹介されたのがこちらです。

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レトロな雰囲気漂う店内は
カウンター席と4人がけのテーブル席がいくつか。

たまたま客が引けた時に入れましたが、すぐに満席に。
今でも番組の影響は大きく、土曜は行列が出来るそうです。

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ドリンクメニューがこちら。
生のフルーツを使ったジュースもあるんですね。

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食事メニューです。
サンドイッチやフレンチトーストも気になりますが
最初は番組で取り上げられたホットケーキにしますかね。

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ツレが注文したのは コーヒフロート・580円。
少しいただきましたが、ごく普通のコーヒーフロートでした。

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私の頼んだ アイスコーヒー・450円 と
ホットケーキ・530円 も到着。

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銅板で一枚一枚丁寧に焼かれたホットケーキは
綺麗な焼き上がり。

卵や牛乳、砂糖は市販のものですが
小麦粉には業務用の高級品を使用とのこと。

ちょっと端っこを切ってみると
ナイフがさっくりと入り、程よい弾力。
口に入れるとふんわりして、こだわりの粉の旨さが光ります。

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クリームやフルーツがゴテゴテ乗った流行のパンケーキとは
美味しさのベクトルが異なるシンプルなホットケーキ。

素朴なのがなんともいい・・・。
余計な味付けがされていないので
シロップをたっぷりかけても、しつこさを感じません。
焼きの技術が確かであれば
バターとシロップだけで十分なんですね。

いつかここにつきじろうさんと一緒に来たいものです。

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美味しいホットケーキを食べた後は、本命の「 豊田屋 」へ。

アンキモや白子が豪快に乗った鍋(通称:痛風鍋)がある時期に
ツレがどうしても来たかったようで。

今まで三回記事にしてまして、特に目新しいこともないので
軽く触れておきます(笑)。
気になる方は ⇒ の記事検索で調べてください。 (^^;

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刺身は ホタルイカ が抜群に良かった!

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今回の鍋の組み合わせは、アンコウ&白子&カキ鍋。

この時期になると既に白子は小さくなってましたが
アンコウの身と肝はまだまだ美味!
身のプルプルしたゼラチン質のとこが特に旨い!

白子のクリーミーさもまだ十分感じられ
ぷっくりとした牡蠣にも旨味がたっぷりでした。
それぞれの素材の味の邪魔をしない出汁がまたいいんですよ。

ここの鴨鍋とか穴子鍋も気になるので
白子やアンコウが終わった頃に再訪するかも。

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金沢滞在二日目は
昼夜と続けて贅沢な食事となりました。

ここ「 乙女寿司 」も予約の取れない名店の一つ。
とある寿司通の方からオススメいただきまして
前もって予約をして訪れました。

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カウンターにツレと二人で並んで座り、
つまみと握りのおまかせでお願いしました。
※値段はだいたい1万2000円前後?

店内は落ち着いた照明で、雰囲気はとてもいいですよ。

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つまみは平目の刺身から。
ほどよく熟成され、薫りもあります。

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続いて地のボタン海老。
甘みがギュッと詰まっていて、臭みなど皆無。

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薫りを楽しめるバイ貝には酢橘がそえられて。
合わないことはないのですが
お互いの薫りがちょっとぶつかるかな。

個人的には塩で食べるのが一番好み。

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ブリの背も刺身で登場。さっぱりとしてます。

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熱々のフグ白子は、塩かポン酢で。
これはイイ!
クリーミーで濃厚な甘みにウットリ・・・。

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つまみの最後を飾るのは、金沢の代表的な魚の一つ。
ノドグロの塩焼き。

皮目の脂が溶けて、甘みが口の中で弾けますよ。
こたえられませんな。

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さて握りへ。
一貫目はこれも地のものでしょう。

甘海老。
皮はパッツンと張って、その身を口に入れるとネットリと・・・。
同時に甘みと一緒に爽やかな薫りがふくよかに!

これは素晴らしい・・・。
今まで私が食べた甘海老の中でもダントツに美味い!

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立て続けに強烈な甘みに圧倒されました。
ブリトロです。

今冬は氷見の寒ブリ宣言は出ずじまいだったそうで。

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美しく細工の入れられたアカイカ。
見た目の美しさだけでなく、カットすることで
甘みがグン!と引き出されます。

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カニの身にはカニ味噌も乗せられて。

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トロはちょっとスジが入ってましたが
食感は全く問題なく、赤身と脂のバランスが絶妙!

とてもいいマグロでした。

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アジで口の中をリフレッシュさせた後・・・。

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小振りでしたが甘みに奥行きのある〆サバで
またも脂の虜に・・・。

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そして再び相まみえたノドグロの甘みにまたも陶酔・・・。

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山盛りウニの軍艦巻きにも舌鼓。

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小肌と平目(昆布〆め)は、他のネタに比べると凡庸。
でも全体を見ると、打率の高さはかなりのもの。

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肉厚でもっちりした煮穴子。

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コースの最後は鉄火巻と、海老しんじょうの味噌汁で。

名店と呼ばれる鮨屋のお椀にハズレ無し・・・!

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追加の握りに金沢ならではのガス海老を。

身は小さいのに驚くほど甘みは強いんですよ。
これといい、甘海老といい、金沢の海老は恐るべし旨さですな。

昼夜連続でこんなに贅沢していいのだろうか・・・?
旅先なので、こんな日があってもいいですよね(笑)。

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「乙女寿司」のすぐ近くには
金沢中央味食街 」なんていう味のある横丁が。

フラッと入りたくなる衝動をなんとか抑えて
宿に戻ったのでした。 (^^;

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随分と間が空いてしまいましたが、旅行記の続きを。

『ひがし茶屋街』でお茶した後、
少し移動して『 主計町茶屋街 』に。

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こちらもまた趣きのある茶屋街。
料亭や茶屋が並んでおります。

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ランチをこちらでいただきます。

御料理 貴船 」は金沢でも屈指の人気を誇る料亭。

手頃な値段でいただけるランチも大人気でして
ほぼ一年先まで予約が埋まっているのだとか・・・。
金沢に着く二日前にダメ元で電話をしたところ
たまたまキャンセルが出て、幸運にも予約できたのです。

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一階の個室のテーブル席に案内されました。

お昼の料理は3000円と5000円の二つのコースがあり
今回は5000円の料理を選択。

※ 別途サービス料がかかります

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おかめのお面を被せられて、
食前酒とともに先付が運ばれました。

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甘海老やフォアグラのペースト、きんぴらのお稲荷。

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ワカサギの南蛮漬けや助子、バイ貝。金柑など。
一つ一つがいちいち美味しい(笑)。

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続いてこんな風流な演出で次の品が。

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能登ふぐの刺身と、能登ふぐの柿の種揚げ。
このわたの茶碗蒸しの三品。

衣に柿の種を使った唐揚は、サクサクした食感がいい。
ふぐの身も甘くて美味。

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白子と筍で挟んだ刺身もまた違った美味しさ!
まだ訪れない春を感じさせてくれます。

コリコリしたナマコが入った茶碗蒸しも
ふぐに引けを取らない存在感。

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お造りです。
ガス海老にカサゴ、赤イカ、ブリ。

これをあん肝をといたポン酢で。

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ガス海老だけが水っぽく、コンディションがいまいち。
しかしその他のネタは文句無し!

あん肝ポン酢はまろやかで、それでいて後味は爽やか。
これいいなぁ。
魚本来の味わいを楽しみたい人には不評かもしれませんが。

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帆立とカリフラワーの揚げ出し。
カニが入った繊細で優しい味付けの餡にホッコリ・・・。

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お次はコッテリしたグラタンが。白子のグラタンです。

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白子のまろやかさが存分に楽しめます。
海老やツブ貝などがゴロゴロ入ってますよ。

思った以上に薄味で、終盤に食べても重くないのが嬉しい。

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こちらで一番感動したのは、このブリ大根。

ブリの身はあえて入れず、つみれとお出汁だけで表現された
雑味を一切感じさせない澄んだ(?)旨味に圧倒されました。

またその絶品の出汁を吸った大根の美味いこと!
黒七味がいいアクセントに。

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〆の御飯は牡蠣ごはん。
出来たてが食べられるように計算されて炊かれます。

牡蠣の香りが口一杯に広がり、牛蒡と生姜がいい仕事を。
ほんのり固めの炊き加減も実に私好み・・・。
香の物も隙無く美味い。

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最後のデザートに柚子のグラニテと八朔のマリネ。
数々の美味しい料理を堪能し、熱くなった体を
スッとクールダウンさせてくれました。

この後、珈琲をいただいてランチは終了。
料理にも店の雰囲気にも、大変満足させていただきました。

金沢にまた行ける機会があれば、是非再訪したいです。
予約を取るのはかなり難しいでしょうけどね。 (^^;

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