前回の記事の続きです。
昼に千駄木で親子丼をいただいた後は
勝どきに転居された師匠の元へ
遅ればせながら、引越し祝いに向かいました。
突然の訪問にも関わらず、快く迎えてくださいまして
夕方まで築地関連のVTRを見ながら歓談を。
いい具合にお腹も空いたので、夕食に訪れたのは
「 流石 琳 」という
銀座の高級蕎麦割烹の店。
今回のメンバーにこちらの常連さんがおられたので
電話で席の予約をしていただきました。
仕事中だった猫村さんも強引に呼び出して(笑)
総勢5名でテーブル席に。
飲み物に皆さんは日本酒。私はウーロン茶を。
お通しはとろろ昆布。
酸味がなく、まろやかな出汁がきいて、後味スッキリ。
今回は 小皿コース・2000円 をお願いしました。
一品目は最中。
鴨肉入りのポテトサラダが入ってまして
ポテサラと最中の食感のコントラストが面白い。
続いてニシンの旨煮とフキのおひたし。
ニシンはほろりとやわらかく
フキは歯応えが残って、シャッキリと。
山椒の実がいいアクセントに。
三品目は蕎麦屋の定番、出汁巻き玉子。
甘さを抑えた上品な味付けで、出汁の旨味で勝負!
これは色合わせに最も苦労した一枚(笑)。
ここからの写真は5人分です。
これはさつま焼きといいまして
さつま揚げを揚げる前のものを焼いたもの。
これ旨いんですよ。
揚げるよりも当然さっぱりしてて
素材の風味がいきてます。
ただ繊細な味なので、醤油よりも塩で食べたかったかな。
お次は対照的にコッテリした炒り鶏。
甘辛く仕上げてあって、お酒がすすむ味付け。
コースの最後は桜海老のかき揚げ。
香りを逃がさないように、籠に入れられて登場しました。
塩をふっていただきましたが
桜海老のふくよかな香りと、サックサクの食感が素晴らしい!
油っこさを微塵も感じさせないのに驚かされました。
このかき揚げの美味しさは、今でも鮮明に思い出せるほど
私の心に刻み込まれました。
〆に蕎麦をいただく予定でしたが
残念ながら売り切れておりましたので、うどんを。
ひやかけ・1000円 を注文。
贅沢に出汁がきいたツユの中に
ツルツルシコシコの熟成うどん。
キン!と冷やされたうどんはコシが強く
甘みもあって、スルスルと胃の中に。
ちょっとしたトラブルもありましたが
師匠も楽しんでくれたようで何より。
次は売り切れないうちに蕎麦を食べに行かないと!
ご一緒してくれた猫村さんの記事は こちら