本場の味を食べさせてくれると評判のタイ料理屋「モンティー」にお邪魔してきました。
店は浅草地下街にあります。ちょっと怪しげな店構えに、一瞬ひるんだ私。
まぁ、店からすれば、私も十分怪しいのでしょうが。 (^^;
今回は二人の食べ仲間にご一緒していただきまして、
お二方は飲み物に タイビール シンハー・600円 を注文。
氷で割って飲むのが、本場のスタイルなんですね。
下戸の私が頼んだ飲み物は、タイの ファンタメロン・300円。
本場の辛さを本場の甘さで制そうという浅はかな考えです(笑)。
とても甘いので、これも氷をたっぷり入れて飲むのでした。
一品目に注文したのは 海老のナンプラー漬け・720円。
サッと湯に通された海老はプリプリで臭みがなく、甘みがあります。
旨さと辛さと甘酸っぱさの、味付けのバランスがとてもいいと感じたのは最初の数秒・・・。
やっぱり本場のタイ料理は辛いですね〜。
しかしこの舌をバッシバシと襲う辛さが、不思議とクセになるんですよ。
前菜二品目は中華でも定番の 空芯菜炒め・720円。
シャキシャキ&ザクザクの食感が素晴らしい。これも結構辛いなぁ。
海老のすり身 春巻きの皮揚げ・720円 です。
海老と豚挽き肉を使った、ふわふわのさつま揚げみたいな料理です。
シンプルだけど熱々で旨いんですよ。辛さを中和してくれるのが嬉しい。
サラダも一品。 青パパイヤのサラダ・720円。
細切りのパパイヤは歯ざわりがよく、キャベツやトマトとともに食べるとさっぱりします。
ただサラダにしては、かなりの辛さ。激甘のファンタがすすみます(笑)。
これは魔神さんのレポを読んで、是非食べてみたかったスープ。
牛肉の中身スープ・900円 という飾り気のないネーミングが逆に素敵。
運ばれてきた瞬間、ハーブの複雑で豊かな香りが鼻腔をくすぐります。
油断するとむせかえるぐらい酸味のきいたスープの中には、牛ばら肉やモツがたっぷり。
スープはただ酸っぱいだけでなく、様々なスパイスが織り成す複雑玄妙な味わい。
牛肉やモツからはダシが出てますね。
タイ料理って強烈な酸味や辛さで、ある程度は鮮度を誤魔化せる部分もあると思うのですが
こちらは素材にもこだわってるのが分かります。このスープは必食ですよ。
サラダをもう一品。 ヤムネームホー・820円 という豚の生ソーセージを使ったサラダ。
香草とソーセージの香りって相性抜群ですね。
ここで タイのもち米・350円 も注文して、中身スープやソーセージと一緒に。
そろそろ炭水化物で〆に入ります。 鶏肉のグリーンカレー・900円。
ご飯を分けて、3つのお茶碗で出してくれました。その心遣いが嬉しい。
スパイスをきかせながらも、ココナッツミルクの甘みとコクがあるので
ほどよくクリーミーでまろやかな味わい。優しく胃に染み渡る感じが実にイイ!
タイ米にはカレーがしっかり絡みますね。
具はやわらかい鶏肉は勿論、茄子の美味しさにも驚かされました。
最後は麺料理いっときましょう! タイ風焼きそば(細麺)・820円 です。
ナッツやレモンが乗りますが
ナンプラーの焼けた香りが、どこか日本の屋台の味を感じさせます。
前菜から〆の焼きソバまで、大変美味しくいただきました。
ネットでは接客にやや難アリという声もありましたが、私達のときは全く問題なく
オーダーの受け方も丁寧で、お皿やコップが空いたらすぐに下げてくれて印象良し!
是非またお邪魔したいと思います。今度は辛さ控え目で頼んでみるか・・・。 (^^;
浅草地下街って
ご一緒してくれたかなめさんの記事は こちら
私には激辛だった料理も平然と食べていた彼女は、もしかしたらタイ人かもしれません(笑)。
3ヶ月前に行かれた魔神さんのレポは こちら
ガパオ炒めごはんは、次回私も頼んでみようと思います。
コメント
コメント一覧 (8)
海老のナンプラー漬け、牛肉の中身スープは、自分でもギリギリの激辛です。
もう、習志野習志さんの辛さ耐性レベルは、自分と変わらないんじゃないかと、思いますよ。
おまけに自分、実は胃腸が強くなく、一定の唐辛子量を超えると、腹を壊します。
そうなると、乳酸菌飲料を飲んで、回復に努めますけどね(笑)。
自分の同行者は、辛いの好きと言っていたのに、海老のナンプラー漬け、牛肉の中身スープも
辛さに身もだえして、少ししか食べられませんでした。
この店は何となくですが、タイ料理を現地に近い形で出そうとしている、日本でも数少ない店のような気がします。
個人的には、日本人向けにアレンジしたタイ料理なんて、食べたくないですからね。
また行きたい店です。
実は浅草地下街では、ベトナム料理店も興味津々です。
あらら、これはすごくステキなブログ記事ですね。こういう感じっていかにも
タイって感じですね。もちろん現地には高級な店もいっぱいあるのですが、懐か
しいタイ料理の姿や味や香りってこういう感じなんですよね。高級なタイ料理を
食わせる店は世界中にいっぱいありますが、そんな店はつまらない・・・。
こんな店での心遣いの細かいところまで行き届いたサービスは、ホンモノです。
アジア大好きのブルです。それはそうとこんなに食べて飲んだら太りませんか?
がはは。おおきなお世話でした。
オランダも今週末から、ゴールデンウィークみたいなことになり、1週間ほどの
やすみです。さきほど「しょうさん」のところを覗いたら、あちらはベトナムを
やってました。季節はいいし、うまうまのゴールデンウィークですね。明日は
クイーズデーです。国中で子供から爺婆までの一般人が蚤の市を開いて祝います。
殊にアムステルダムのそれは凄まじいことになります。危険ですから行きません
けどね・・・。
コメントありがとうございます。
ここはそちらのレポを読んで、一度行きたいと思ってたんですよ。
>習志野習志さんの辛さ耐性レベルは、自分と変わらないんじゃないかと〜
いやいや、とても魔神さんには敵いませんよ。
この日は途中で、あまりの辛さに一時思考停止しましたから。
料理が胃に入った後もスパイスの辛さを感じてました。(^^;
>実は胃腸が強くなく、一定の唐辛子量を超えると、腹を壊します。
私もそうなんですよ。翌日も当然・・・。
>タイ料理を現地に近い形で出そうとしている、日本でも数少ない店のような気がします。
そうみたいですね。この店に通えば、現地人並みに辛さに強くなれそうです(笑)。
>実は浅草地下街では、ベトナム料理店も興味津々です。
私も気になってました。かなり評判の良い店ですよね。
出来れば、先にレポをお願いいたします。(^^;
コメントありがとうございます。
>もちろん現地には高級な店もいっぱいあるのですが、
>懐かしいタイ料理の姿や味や香りってこういう感じなんですよね。
いかにも屋台メシといった感じでしたが、そこがまたいいんですよね。
それでいて味が本格派なのが素晴らしいですよ。
>それはそうとこんなに食べて飲んだら太りませんか?
そうなんですよ。夏までに少しずつ努力いたします。(^^;
>オランダも今週末から、ゴールデンウィークみたいなことになり、
>1週間ほどのやすみです。
そちらもですか。いいですね。
こちらのGWは、天気が明日ぐらいから崩れそうなのが気掛かりです。
ブルさんはよいお天気に恵まれますように。
じっさい、こんなに美味しいお店だったんですねー。
ところで激辛料理に激甘飲料の組み合わせ。ワタシ自身は東南アジアでは
ブルネイを除いてASEAN各国をまわりましたが、現地人の外食ランチで
どうしてもなじめなかった、おなじみのパターンでした(汗
余談ですが 「日本流のアレンジ」 の功罪。とりあえず青年海外協力隊の
隊員たちから各国で話を聞いたかぎりでは、「衛生管理」 という点だけは
ぜひとも日本流にしてほしい!と、異口同音に一致を(笑
コメントありがとうございます。
こちらが気になっておりましたか。本場の味に大満足でございました。
>激辛料理に激甘飲料の組み合わせ。
これ結果的にはやっぱり辛いんですよね。(^^;
素直にお茶系を合わせたほうが無難かもしれません。
>「衛生管理」 という点だけはぜひとも日本流にしてほしい!と〜
同感です。日本の基準はあちらの方には厳しすぎるかもしれませんけどね。
中華料理の店でも是非お願いしたいところです。(^▽^;)
脳に来る辛さを、自サイトでは、「バットで殴られたような辛さ」と表現しています(笑)。
その他、拷問級の辛さ・・・とか、色々ありますけどね(笑)。
コメントありがとうございます。
ここの辛さって、ボディーブローのようにじわじわと効いて来るんですよね。
一撃一撃が重いんです。(^^;