新宿三丁目駅から数分の場所にある「Kukul館」に、半年振りにお邪魔してきました。
ビルの3Fなので、昇り降りの際は急な階段にご注意を。 (^^;
扉を開けると怪しげな雰囲気・・・。
カウンターだけなので、人数は6人か7人ぐらいが丁度いいかな。
多いときは9人ぐらい入るそうですが。 (^^;
まさに新宿の隠れ家的なbarです。
開け放たれた窓から入る涼しい風が心地よい。この時期に来てよかったなぁ。
参加者の皆様が揃われたら、宴の始まりです。
私はウイスキー・・・ではなく、ジンジャーエールを。
一品目は バクテー(肉骨茶)。豚肉やモツが入ったスープです。
カルダモンやシナモン、ハッカクなどのスパイスが効き、ニンニクががっつりと。
勿論店のウリであるサンバルも使われています。
じっくり煮込まれた豚肉はやわらかく、モツからもスープに旨味が出てますね。
どこか懐かしさを感じるのは、ナンプラーが使われてるからでしょうか。
お次は サンバルといただく刺身。
この日はイナダとイカとアジのなめろう。イナダはマヨ和えも。
アジのなめろうは量がたっぷり。
自家製のサンバルを入れた醤油につけていただきます。
ちなみにサンバルとはインドネシア料理で使われる辛味調味料のこと。
入っているのは青唐辛子やナンプラー、干し海老、トマト、長ネギ・・・etc。
これだけで食べても美味しかったり。ちょっとしょっぱいのがお酒に合うでしょう。
青魚との相性がいいので、イナダによく合います。特にマヨ和えとは抜群!
なめろうを食べると無性にご飯が欲しくなりますが、グッと堪えました。 (^^;
三品目は定番の サンバル餃子。今回は豚肉を使った蒸し餃子でした。
モチモチの皮の美味さも魅力の一つ。サンバルを乗せて、一口で豪快に食べるべし!
初めて存在を知った ガドガド と呼ばれる一品も。
キャベツやモヤシなどを茹で、その上に厚揚げや鶏肉を乗せたものに甘いソースがかかります。
ちなみに一番上に乗っているのは、築地の「寿屋商店」の白滝を揚げたもの。
サクサクした食感がいいですね。
終盤に入りまして炭水化物を。まずは ミーゴレン(インドネシアの焼きそば)。
大好物のパクチーを別にもらって、おっかけパクチー!
〆はやっぱりカレーを。 アジカレー です。
アジはもちろん、シャキシャキの長ネギが旨かったですよ。
こちらにもおっかけパクチー・・・。 (^^;
汗がじんわりと出てくるので、涼しい風が最高に気持ち良かったです。
今回も満足させていただきました。
宝くじ売場の隣のビルにある小さい看板が目印です。
興味を持たれた方は、是非お試しください。夜は予約必須です。
行かれる際は店のblog(こちら)で営業時間などを確認してくださいね。
コメント
コメント一覧 (5)
いまベッドから這い出てきて覗いたら「studio Kukul館」の記事!
嬉しく拝読させていただきました。ノンベーの深夜族からいまだに
卒業出来ない私でして、朝はどんな料理にもあまり反応できません.。
・・・ ^^。
ええ、こちらの料理は夏にいただくと真価を発揮するでしょうね。
常夏のトロピカル国の調味料を使った料理って夏がいいです。朝は
食欲が湧かない私でさえ、けっこうヨダレを垂らしそうになり
ます。相変わらずの「生魚+サンバル醤油」が美味そうですね。
むかしむかし、東南アジアに夢中になっていた時代、現地では絶対に
味わえなかったものが、生魚でした。食中毒が怖いからです。・・・
いま行けば環境も変わっているのでしょうが・・・。それでも、生の
魚を安全に食わせてくれる日本だから抵抗なく口にできるということ
でしょうね。やはり、このことでは日本在住の人が羨ましいです。
バターを基調にいろいろな調味料を加えて作るソースの一つです。
このソースは熱々で、普通は皿に盛った冷たい野菜サラダにかけて
供されます。ほとんどの場合野菜は生です。モヤシや固めのキャベツは
茹でて水でさらしてからでてきますね。インゲンなどのさや豆類も。
で、こちらで出しているディッシュは「フュージョン料理」とでもいう
べきこのお店のオリジナルですね。いい感じです。とても美味しそう。
実は私は生野菜のサラダがあまり好きではないのですが、この熱々の
ガドガドソースをかけたサラダならいくらでも食べられます。組み
合わせが無数にあるので、その時々で違った印象なのですが、たぶん、
私はインドネシア料理の中で一番好きなものが、このガドガドサラダ
です。
ノンベー、老深夜族=不良熟年のたわごとでした。・・・・・。
コメントありがとうございます。
>相変わらずの「生魚+サンバル醤油」が美味そうですね。
はい、サンバルと刺身との相性の良さには毎度驚かされます。
醤油がなくてもいいぐらいですよ。 (^^;
>生の魚を安全に食わせてくれる日本だから抵抗なく口にできるということでしょうね。
>やはり、このことでは日本在住の人が羨ましいです。
なるほど。
日常的に魚の冷凍冷蔵設備が整い、安定した流通体制が維持されていることに私も感謝せねば!
>ガドガド
>「フュージョン料理」とでもいうべきこのお店のオリジナルですね。
ブルさんはやはりご存知でしたか。
仰る通り、この一品は店のオリジナル的要素が強いかもしれません。
ソースの甘さがヘンにクセになる料理ですね!
同じサラダ料理でも、タイのソムタムに比べるとはるかに食べやすいです(笑)。
>たぶん、私はインドネシア料理の中で一番好きなものが、このガドガドサラダです。
インドネシア料理に精通されたブルさんらしいです。(^^;
私の一番は今のところ、スープですかねぇ。
宜しければ色々なバクテーを以下で紹介してますので、ご参照まで。
http://www.jinend.com/fd/chinese/bakuteh/
コメントありがとうございます。
バクテーに大変お詳しいみたいですね。参考にさせていただきます。