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先月下旬、「 鮨 はしもと 」に再訪してきました。
ちょうどこの日から、夏向けに白い暖簾に変更されたとか。

5月下旬に初訪問した際の記事は こちらこちら

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L字型のカウンターに全8席だけのこぢんまりとした店。
今回は築地を愛する仲間達を集め、席を占領してしまいました。

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まずは涼しげな じゅんさいともずく からスタート。
どちらもいいものを使っておられます。

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刺身は前回と同じく 朝〆のマコガレイ から。
塩釜産とのこと。旨味が強く、絶妙な食感。

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続いて 千葉県大原のアワビ。
塩と酒で3時間蒸されたアワビは、旨味が十分引き出されています。

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気仙沼の天然ホタテの磯辺焼き。
口に入れると、繊維がホロホロと心地よくほどけます。
パリッとした海苔の食感、風味も格別。

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面白かったのがこの メカジキのロースト。
豪州産のメカジキを低温調理。
ワラで燻製されて、薫りも実にイイ!
甘い脂がとろけて、カラシがピリッと後味をしめます。

これは特にお酒に合う様で(笑)。

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毛蟹の茶碗蒸し には隠し味にブルーチーズが。
カニ味噌とチーズが意外な相性の良さ。
斬新で遊び心を感じる一品。

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つまみの最後の焼物。今回は えぼ鯛の塩焼き。
三日も干されて、旨味が最大限に。

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さぁ、握りに移ります。

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一貫目は 小肌 から。脂がのってきましたね。
そろそろ始まる新子が楽しみ・・・。

羽釜で炊かれたシャリは、前回よりもネタとの馴染みがいいような。

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細工も美しい 春子鯛。
食べてしまうのが惜しくなります(笑)。

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5月は大目マスをいただきましたが
6月は 岩手の本鱒 が出されました。

脂のノリが増してます。香ばしい皮がたまらない旨さ!

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白身は 愛媛県八幡浜のイサキ。
塩で五日間熟成され、旨味と薫りが濃厚に。

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薫りはこちらも素晴らしかった。
京都舞鶴のとり貝。
ワタに軽く火を通すのが「都寿司」直伝の技。

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口に入れると脂がサラリととけたのはマグロ。
佐渡の小トロ。
背びれの下の部位でやわらかい身質が魅力。

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脂と薫りのバランスのよい鯵。
島根県浜田の真鯵。

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茹で上げの 車海老 はコースに欠かせない一貫。

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ウニは前回と同じく二種を食べ比べ。
左が 青森のムラサキウニ。 右は 壱岐の赤ウニ。
スッキリしたムラサキと、コクの強い赤ウニ。
どっちも甲乙つけ難い美味しさ。

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コースの最後の穴子の前に、二貫追加注文。
これは 舞鶴の鰯。
酢でしっかり〆られて、さっぱりと仕上げてあります。

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ルビー色に輝く 赤身のヅケ。
漬かり具合がちょうど良く、赤身の味わいが生きてます。

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ついにコースの最後の一貫、穴子を迎えてしまいました。
・・・せつない(笑)。
とろとろの穴子は対馬産でした。

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珠玉の握り達の後は
玉子焼 と しじみの味噌汁 が華麗に締めくくりを。

前回同様に、今回も満足させていただきました。
8月上旬にも予約を入れて、この夜は解散となりました。

ご一緒してくれた そうさんの記事は こちら
猫村さんの記事は こちら
お二人に比べて、うちの更新は随分遅くなってしまいましたね。
反省せねば・・・! (^^;