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先月下旬、「 都寿司 」に五ヵ月ぶりの訪問を。
土日はランチ営業もされているので
半年前に予約をとって、初めてお昼にうかがってみました。

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ランチも夜と同じく、つまみと握りのコース・15000円(税抜)が基本。
ツレと並んで座り、いつも通りコースでお願いしました。

お茶とともに出されたのは、枝豆。
出す直前に茹で上げられるので、中がほんのり温かいのです。

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最初の刺身は 北海道様似のつぶ貝 から。
包丁が見事に入って、独特の食感を際立たせます。
塩だけでいただくのが一番かな。

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続いて 北海道羽幌のシマ海老。
ねっとりとして、コクのある甘み。

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気仙沼の鰹のヅケ。
あさつきと生姜の風味が感じられ、脂の旨味だけでなく
高貴な味わいに昇華させています。

これは初めていただきましたが、素晴らしい。

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お馴染みの たいら貝の西京漬け。
たいら貝の歯ざわりの良さを引き出すカットで。

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お初の ばちこ と、お馴染みの シマ海老の頭のミソ。

ばちことはナマコの卵巣を干したものなんですが
こちらのは水分を含んでやわらかく、官能的な舌触り・・・。
香ばしい海老ミソも反則的に旨いなぁ。

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私にとって、「都寿司」での最後のつまみは
大好物の のどぐろの塩焼き でした。

・・・そう、実は今回が最後になるのですよ。

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ガリが用意されて、握りに入ります!

馬喰横山にある「日本橋橘町 都寿司」は
今年9月をもって閉店し
日本橋蛎殻町に移転されるのです。
屋号も変更されるということで、
「日本橋橘町 都寿司」があるのもあと二ヵ月。

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もちろん、その残されたわずかな期間は既に予約で埋まっているので
私が「都寿司」で食べられるのは、今回が最後なのです(涙。

一貫目は 小肌 から。
毎年この時期には新子を出しているのですが、冷夏が続いた影響か
今年は7月下旬になってもご主人のお眼鏡にかなう新子がないそうで。

うぐぐ・・・。
夏の 新子初め は、こちらで迎えたかった。

しかし小肌も絶品だなぁ。
ピシッ!と酢が馴染んで、身がふわっとやわらかく
ほどよい脂のノリと歯応え。

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二貫目は皮目に脂がのった 真鯛。
この時期なのに旨味十分ですね。

思えば三年前の7月、
歌って踊れるグルメな司会者にして
人気ブロガーのまいたーんさんに
ここに誘っていただき、一夜で虜となってしまったのです。

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あまりの美味しさに、その場で8月&9月の予約を入れてしまったのは
恥ずかしくもいい思い出(笑)。
半年以降の予約ですら、取れるかわからない今となっては
考えられないほど贅沢な話ですな・・・。

ワタの部分に少しだけ火を入れて、臭みを消した とり貝。
「都寿司」、「鮨はしもと」で初めての客を必ず驚かせる一貫。

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「都寿司」の中でも小肌と 春子鯛 は特別なんですよ。
どちらも〆加減、塩梅が絶妙で
完璧なバランスだと強く感じさせるのです。

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戸井の本マグロの中トロ。
これもまた赤身と脂のバランスが完璧な一貫!

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鯵 は「都寿司」の握りの定番の一つ。
ただ脂のノリがいいだけでなく、身質がしっかりしてるんです。

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最初の訪問から最後の訪問まで、毎回魅了されたのが 車海老。

技術を受け継いだ「鮨 はしもと」でも
この旨さの域には達していないと、私の周りの人達は言います。
・・・正直、私にはその違いがよく判らないのですが(爆)。

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金目鯛 の脂に、ワサビでは負けてしまうので
カラシを乗せて後味を爽やかに。

香ばしく炙られた皮目の脂の甘みがたまらない!

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唐津の赤ウニ。
濃厚な甘みがのどを通った後に、余韻が長く残ります。

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とろとろの 煮穴子 で
私の「都寿司」の握りは、終焉を迎えたのでした。

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最後の 玉子焼 と あさりの味噌汁 の味を
私は一生忘れないでしょう。

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このカウンターに座ることが、もうないと思うと
なんとも切ない・・・。

日本橋蛎殻町の新店は、11月頃を予定されてるそうです。
私も出来るだけ早く伺いたいですが、
既に来年の2月までは予約が埋まっているとのこと。

私がお邪魔できるのは、次の夏かもしれません。