習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

カテゴリ: 寿司

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恐ろしいほど暑い日が続いておりますね。こんな日は涼しげな寿司の記事を。
7月末に「寿司大」にお邪魔してきました。狙いはこの時期にしかない新子です!

「寿司大」の5月の訪問記事は こちら

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席について早速頼んだのは 新子。
昨年の夏以来、1年ぶりに味わう「寿司大」の新子はやはり格別の味!

5枚づけの新子。
身はまだ小さいけれどふわっとやわらかく、淡い旨味で儚げな存在感・・・。
繊細な味付けと、優しい酢加減がまた泣かせます。

この夏も出会えてよかった・・・。
昨年いただいた「寿司大」の新子の記事は こちら

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新子の旨さの余韻に浸りながら、店長のおすすめネタを次々といただきます。
まずは 甘鯛昆布〆。
昆布は甘鯛自体の味を邪魔しない程度に効いて、これも文句無し。

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こちらも旬です。
太刀魚 は皮目を軽く炙って、脂の旨味が活性化!

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並んで登場したのは 煮とこぶし と 煮ハマ。 どちらも三重産。
トコブシは食感と、ほんのり苦味のある肝がいい。
ハマグリも旨いですが、かつて食べた鹿島灘のものとどうしても比べてしまいます。

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参考までに2010年に「寿司大」で食べた煮ハマの写真を。
写真の大きさとアングルの違いから判り難いかもしれませんが
ハマグリ自体の大きさが、3倍〜5倍はあったと思います。

『 あの頃の衝撃的に美味かったハマグリを、もう一度食べさせて! 』

昨年しょうさんと二人で店長に懇願したのですが
残念なことに、今はあんなに素晴らしいハマグリは獲れなくなってしまったとか。
もう幻の味になってしまったようです・・・。

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続いて 鹿児島の釣り鯵 と 気仙沼の鰹の腹身。
鯵は身質がよく、爽やかな薫り。「寿司大」の鯵は、年中通して安定した美味しさ。
鰹は甘いのに後味がすっきりしたクドさのない脂がたまりません。

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定番の 煮穴子 をいただいた後は・・・。

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再びの 新子 で〆。
本当は5貫ぐらい食べたいのですが、貴重な新子をそんなに食べるわけにもいかず。 (^^;

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というわけで新子を求めて、8月の頭に再訪したのでした(笑)。

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とりビーならぬ、とりあえず新子!
この日の新子もまだ5枚づけでした。そろそろ3枚づけになる頃かな。

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新子を堪能した後は、初めてのちらしを注文。
しょうさんが時々頼んでたので、一度食べてみたかったんですよ。

なんとなく穴子をたらふく食べたい気分だったので、 穴子重 にしてもらいました。

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ふわっと煮上げられた穴子が、シャリが見えないほどお重に敷き詰められます。
穴子の下には胡瓜の千切りが敷かれ、シャキシャキの食感がアクセントに。

右の穴子はツメで、左の穴子は別皿に用意された塩と酢橘をお好みで!
勿論何もつけずに食べることも出来るので、4種類の食べ方を心ゆくまで楽しみました。

美味しいけれど、このお重を食べてしまうと他の握りが食べられないので
穴子が死ぬほど好きな方以外には、正直オススメしません(笑)。
ちなみに値段は3150円とのこと。

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最後は始まったばかりの 生いくら をいただいてご馳走様!
もういくらのシーズンなんですね。

さて、「寿司大」は休市日がお休みですが、 8月17日(土)も臨時休業 です。
今週は本日12日(月)と13日(火)のみの営業ですのでご注意を。

また盆休み中ということで、かなりの混雑が予想されますので
長時間並ばれる方は、熱中症対策を忘れずに!

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先週久々に「寿司大」にお邪魔してきました。
前回しょうさんと一緒に行ったのが、昨年の11月(記事は こちら)なので半年振り!
結構並びましたが暖かかったので、待つのも全然苦になりませんでした。

先月末に友人達が並んだときは、気温が8℃だったそうで。 (^^;
そんな震えるぐらい寒い朝に行かれたまいたーんさんと猫村さんの記事は こちらこちら

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店長にこの日のオススメの魚をきいて、お好みで注文を。
つまみにいただいたのは香ばしく焼かれた ふぐの白子。
歯をあてると皮がプチュン!と弾けて、中から熱々でまろやかな旨味がトロリと。

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白子を堪能した後は早速握りへと。一貫目は 勝浦の鰹。
脂がほどよくのった鰹は春らしく香りも爽やか。

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続いて 富津の太刀魚。
皮が炙られて香ばしく、肉厚な身には想像以上の旨味の濃さが。これは凄い!

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我が地元 船橋の生とり貝。
さばき立てのものは鮮度が違いますね。甘みが強く、香りのなんと豊かなこと。

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好物の鰆も砂ずりを塩でいただいてみました。 和歌山の鰆 です。
煮切りもいいですが、塩で食べると鰆本来の脂の味がクリアに感じられますね。

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東京湾の鰯。 この時期なのにもう脂がのってます。
今は涼しくて過ごしやすいですが、今年もあっという間に暑い夏が来そう・・・。

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そろそろ旬を終える蛍烏賊になんとか間に合いました。
滑川の蛍烏賊 はワタに臭みなどなく、甘みが強烈! 軍艦もいいけど好みは握りだな。

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圧巻の美味しさだったのは 長崎対馬の赤むつ。
『 紅瞳 』 というブランド魚。
舌の上に広がる脂はただ甘いというだけでなく、深みのある甘さなんですよ。

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銚子の春子鯛 もよかった。魚の味わいを邪魔しない軽めの〆具合。

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炙りも一貫欲しくなって、 赤むつ(紅瞳)の炙り を。
熱を加えると旨味が活性化しますね。
でもただ火を入れるだけではなく、生の味わいの良さも残す程度なのがお見事!

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この日のオススメをあらかた食べ終えたので、マグロも一貫。
運良く カマトロ がありました。脂がキメ細かく入って、舌の上でサッと溶けました。

「寿司大」で使うマグロは基本的に北大西洋などで獲れた外国産ですが
勿論良質のものを仕入れておられます。

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中々来られない「寿司大」なので、思い残すことがないように太刀魚をお代わり!
こんなに厚みのあるものには滅多に出会えません。まさしく 刀魚ですな。

久しぶりの訪問でしたが、今回も満足させていただきました。まさか次回も半年後!?

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帰宅してから気が付いたのですが、オススメされた鱚を食べるのを忘れてました。
私の数日後にしょうさんが召し上がられてるので、気になる方はそちらをどうぞ。

先週末に行かれたしょうさんの記事は こちら(※ブログ閉鎖)
生とり貝の刺身と煮烏賊も羨ましい・・・。

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3月中旬に「都寿司」にお邪魔してきました。前回の訪問は11月(記事は こちら)。
いつも帰る際に次回の予約を取るのですが、一番早く取れるのが3月だったのです。

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4ヶ月ぶりの訪問に心躍る私。ケースの中の氷がなんとも涼しげ。

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今回もつまみと握りの おまかせ・13000円 をお願いしました。

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まずは爽やかな うるいのおひたし から。

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刺身は 平目とミル貝。

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珍しく味噌漬けが続けて登場。 ホタルイカとアンキモ。

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塩焼きは 太刀魚 でした。

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こちらで初めていただいた 茶碗蒸し。 このわたと長芋入りでした。
ちょっと苦手な味。私にはこのわたの生臭みが少し気になりました。 (^^;

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この後は握りへ。自家製のガリは甘さ控え目。

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一貫目は 小肌 から。

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続いて 真鯛。

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ワラで燻された 鰆 と 春子鯛。

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大トロ は壱岐産の本マグロ。

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春の訪れを告げる サヨリ。

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定番の 車海老 と 金目鯛の炙り。

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北海道の キタムラサキウニ。

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握りの最後は 穴子 をツメで。
こちらでは塩かツメを選べ、塩だと皮を下にして、ツメでは皮を上にして握るのですが
ちょっとワガママをきいていただき、皮を下にして握っていただきました。

うん!、個人的にはこっちの方が好みかな。

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〆はいつもの味噌を少しだけ入れた アサリのみそ汁 と 玉子焼。

冬の魚が旬を終え、春の魚が旬を迎える前だったせいか
思わず唸ってしまうほどの美味い握りはありませんでした。
いつもなら感動の連続なんですけどね。 (^^;
ちょうど時化続きだったこともあり、今回は仕方ないかな。次回に期待します。

一週間違いで訪問されたまいたーんさんの記事は こちら
私もいつかミルシタを食べてみたい・・・。

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神田で塊肉を食べる前は溜池山王におりました。
昨年6月にもお邪魔していた「寿し処 寿々」に、友人と再訪していたのです。

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前回(記事は こちら)はコース料理の しおさい をいただきました。
今回は握りから おまかせ・7000円 を注文。

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掘り炬燵式のカウンターに並んで着席。

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始まりは前回同様、茶碗蒸し から。
優しい味わいにホッとさせられます。好物の百合根が入ってるのが嬉しい。

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一貫目は 平目。
しっかり熟成させることによって生まれた力強い旨味に、のっけからかまされました!

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お次は好物の 金目鯛。
脂が十分にのって、まろやかな甘みにうっとり・・・。序盤から攻めてきますね。
私の大好きな「都寿司」、「寿司大」の金目にも負けない旨さ!

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本マグロ赤身。 壱岐で上がったものだとか。
左は私の。右は隣の女史に出された握り。

『 これに乗せたら撮りやすいんじゃないですか? 』

ご主人がそう言って、女史にお皿を出してくれました。
さりげない気遣いが素敵。私が女なら、きっと惚れていたことでしょう。

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大トロ は贅沢にも霜降りの部位が。昼でも素材には妥協しないですね。

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ここで再び白身が。 ほうぼう です。
平目同様に目一杯熟成されてます。熟成させてもほどよく水分を残しているのが見事!
でもこちらクラスの名店であれば、出来て当り前の話なのでしょうね。

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美しいフォルムと輝きにハッ!とさせられる サヨリ。
爽やかな味わいの中に存在感のある旨味。これを食べると春が待ち遠しくなりました。

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紫雲丹 は口に入れると、淡い磯の薫りとともに純粋な甘みがスッと消えいくような・・・。

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寒い時期に何度でも食べておきたいのがこの 鯖。
個人的に脂のコクや甘さは本マグロよりも好みかも!?
女史の鯖の方がよりフォトジェニックだったので、記事に使わせていただきました(笑)。

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後半に入りまたもや 大トロ が。今度はスジとスジの間にある部位。
丁寧にスジを剥がしてあるので、ハガシとも呼ばれるのだとか。
これも実に旨かった! 女史の感想の通り、驚くほど後味がすっきりしています。

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記念(?)すべき十貫目は 車海老。
ふんわりとした優しい食感で、甘み豊か。

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赤貝 は驚いたことに宮城県閖上(ゆりあげ)で獲れたもの。
国内でも最高品質なんじゃ? 食感の素晴らしさと潤沢な薫りに、思わず仰け反る私(笑)。

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玉子 は白身も使われているのかと思いきや、芝海老だけだとか。
しっとり滑らかな舌触りと、上品で澄み切った甘さがなんとも魅力!

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前回と同じく終盤で登場するのが意外だったのが 小肌。
食べる前から絶品なのが判りました。なぜなら先に食べた女史が悶絶していたのです(笑)。

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温かい あら汁 でいよいよ宴も終りかと思いきや・・・。

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穴子 が塩とツメの両方で!
どちらも見事な身の厚みじゃないですか。

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塩もツメも甲乙つけ難い美味しさ。
穴子がのどを通った後に、帰ってくるようにほのかに香る柚子がまたいい仕事を。

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鉄火巻とかんぴょう巻 で握りは〆を。
かんぴょうは一つはそのままで、もう一つはワサビをもらって・・・。
やっぱりかんぴょう巻にはワサビが合いますね。

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最後はデザートの ほおずき。
甘みの中のさっぱりした酸味が、〆になんともふさわしく心地よい・・・。

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再訪してますますこの店が好きになりました。
季節が変わった頃に、また気の合う仲間とお邪魔したいです。

今回誘ってくださったまいたーんさんの記事は こちら
コメント欄にかかれた
『 参加者のうち1人はこの後3店目へ・・・。私には足元にも及びません!!! 』
ちなみにこの参加者とは私のことではないので、この日の三軒目の記事はございません(笑)。

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平日に運良く休みが取れたので、四ツ谷までランチに出かけてきました。
お目当ての店はこちらの「すし匠」。
夜は2万円から〜という高級店ですが、昼はお得な値段でいただける一品があるのです。

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それがこの ばらちらし・1500円。
月水金のみの提供で数量も限定なのですが、予約が出来るので安心。
出汁がよく出たシジミのお椀と香の物が付きます。

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美しいビジュアルの丼にテンションが上がる私(笑)。
酢飯の上に乗るネタはウニやいくら、鮪、平目、海老、小肌。
鮑、煮タコ、ホタルイカ、子持ち昆布など具沢山!
店の方に聞くと、25〜30種類の具材が入っているとか。
シャリはほどよい硬さで、食感はふんわりと。酢加減も実に私好み。

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丼の裏から見ると、新たなネタがいくつも見つかります。
煮椎茸を食べてみると、脇役以上の存在感が。丁寧な仕事をされているのが判ります。
次に大口空けて一気に頬張ると、それぞれのネタが口の中で渾然一体となって
握りでは味わえない美味さの領域を覗かせてくれます。これは美味い・・・!

瞬く間に食べ終えてしまいました。 (^^;
築地にもこんなに美味しいばらちらしを出す店があればなぁ・・・。
小上がりの席から出るときに、靴べらの用意までしてくれる心遣いも嬉しかったです。
味も雰囲気も大変気に入ったので、是非再訪したいです。

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美味しいばらちらしを食べた後は、デザートが欲しくなったのでこちらへ。
「すし匠」から徒歩数分の場所にある「たいやき わかば」へやってきました。

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店内で食べられるスペースがあったので、そこでいただくことに。
たいやき・140円(一尾) です。
お茶が無料でいただけるのが、なんとも嬉しい。

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鯛焼きは熱々で、香ばしい香りが。
火傷しないようにいただくと、皮のサクッ!とした食感がたまりません。

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割ってみるとモチャッ!ではなく、パリッ!と気持ちよく切れます。
薄皮のおかげか断面が綺麗に切れるのが、うちのブログ的にも印象良し(笑)。
餡子はすっきりした甘さで、小豆の風味豊か。この鯛焼きはいくらでも食えそう・・・。

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おそらく私が今まで食べた中で、一番美味しい鯛焼きだと思います。
ここにも必ずまたお邪魔したいです!

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12月最初の更新は、大好きなこちらの記事を。
ここには隔月ペースでお邪魔したいのですが、人気があり過ぎて中々予約が取れないのです。

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今回は3人での訪問。
3人とも つまみと握りのおまかせ・13000円 にしました。この日のお通しは海老芋。

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まずは刺身から。 サヨリ(かんぬき)と 佐島のタコ。
タコは半生で火の通し方は流石でしたが、8月にお邪魔したとき(記事は こちら)に比べると
香りに少し物足りなさが。これが旬とそうでないものとの差なのかも!?

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続いて 真鯖の巻物。八戸のものです。
実は8月にゴマ鯖の巻物をいただいたとき、その旨さに感動したのですが
『 旬の真鯖の旨さはこんなもんじゃないですよ! 』と言われ、この時期に予約を取ったのです。

この真鯖はご主人の言葉通りの素晴らしい味!
舌触りはねっとりしてノドを通った後に鼻に抜ける香りさえも甘い・・・!
またこの細工の美しさも目を見張るものがあります。

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タラ白子 はこの冬も色々な場所でいただいてますが、これは頭一つ抜けた旨さ!
清廉な味と言いましょうか? 全くクセの欠片もありません。
きっとこれこそが本当の白子の味なんでしょうね。
鮮度だけでなく、下処理に明確な違いがあるのだと思います。

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昆布森の牡蠣 は味噌漬けでの登場。味噌が主張し過ぎず、香りに気品があります。
えぼ鯛の塩焼き もこちらではお初。脂がのって、皮目のパリッとした食感がいいですね。

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さて握りに入ります。 小肌 と 真鯛。
小肌は安心のクオリティー。〆具合、シャリとのなじみも私の好みのど真ん中。
4日寝かせた長崎の真鯛は、まるで身から旨味があふれ出ていると錯覚するほど美味!

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初めてお目にかかる 鰤の漬け は軽く炙って香ばしさを。函館の鰤です。
これも実によかった。真ん中に一本芯が通ったような力強い旨味。
さらに脂がのってくる真冬の鰤もここで味わってみたいけれど、残念ながらそれは叶わず・・・。

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鯵 は終りの時期と言われましたが、まだまだ美味。この時期は目利きも大変かもしれません。
竜飛の中トロ は脂のノリは良いものの、香りがいま一つなのが惜しい!

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握りでも登場してくれました。 八戸の真鯖 です。
圧巻の旨さと、その余韻の長さに思わず唸ってしまいました・・・。
十分にのった脂は単調でなく、段階的に旨味の層が押し寄せてくるかのような奥深い味。
竜飛の中トロの味を、一瞬で忘れさせてしまうほどに旨かったです。

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定番の 車海老 と 金目鯛炙り も何度食べても飽きを感じさせない旨さ。
この日の車海老は身がとくにジューシーで、甘さがこたえられない一貫でした。
金目鯛も炙りはその香ばしさがニクいと思うほど。炙った香りだけでご飯が食べられます(笑)。

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昆布森のエゾバフンウニ はサラリとして、繊細であっさりした後味。
これもまた上質なウニの魅力の一つ。 穴子 はこの日もツメでいただきました。

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最後に追加で頼んだ一貫は 鴨川の煮ハマ。
真鯖も金目鯛もお代わりしたかったけれど、大好物の煮ハマがあると聞いては・・・。

しっかり下味がつけられながらも、限界まで引き出されたかのような濃厚な旨味。
身はただやわらかいだけなく、適度な歯応え。水っぽさなど微塵もありません。
これもお見事! あえてツメを塗らないのがこちらのやり方。素材だけで十分甘いです。

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最後に口の中をフラットに戻してくれる あさり汁 と 玉子焼。
この二品がないと帰れないほどに、どちらもお気に入りだったりします。 (^^;

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今回も大変満足させていただきました。
すぐにでも再訪したいところですが、次回予約を取れたのは春先・・・。
1月と2月に行ける人が本当に羨ましいです。

ご一緒してくれたまいたーんさんの記事は こちら

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二ヵ月ぶりに「寿司大」にお邪魔してきました。この日はしょうさんと並んで待つことに。
一人で長時間待つのは苦痛ですが、話しながらだとあっという間に時が流れますね。

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開店時間の5時になり、店内へ。
席に着くとお茶と一緒に出されたのが、焼き立ての玉子焼き。

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握りの前につまみを何品かいただきましょう。まずは たら白子。
熱々でクリーミー。濃厚でまろやかな味わいに思わず笑顔にさせられます。

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続いて久々に 焼き穴子 を塩と醤油で。
身には厚みがあり、ジューシー。この日はどちらも甲乙つけ難い旨さ。

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こはだ巻 にはガリを挟んでもらいました。
脂ののった小肌と大葉、ゴマ、ガリと海苔の組み合わせは絶妙。食感が素晴らしいですね。

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そろそろ握ってもらいましょう。
おっ!、私の好きな皮はぎがあるじゃないですか。

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一貫目は 皮はぎの肝乗せ を。シャリと身の間に白ネギが挟まれてます。
これは肝と身の両方がバランスよく美味しくないとダメなんですよ。
今回はちょっと肝がぼんやりした味だったかな。 (^^;

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二貫目は ブリのヅケ。
背の部分ですが、脂がのってるので時間をかけないと味が乗らないんですよ。
ただ漬けすぎると当然塩辛くなります。
店長が適当に漬けた割には(店長談)、ちょうどよい味加減でした(笑)。

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寒鰤を頼んだ後は、寒鰆をいきましょう。 鰆の砂ずり です。
見事な大きさでしたが、その分味もちょっと大味でした。 (^^;
寒くなれば脂にコクが出て、もっと美味しくなるでしょう。

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生いくら は粒もいい大きさになって、今が一番美味しい時期かも!?
はしりの頃に比べると、旨味も一層豊かになってますね。
冷凍ものとは違い、プチプチとした食感がないのが寂しいと思う人もいるそうで。
生いくら特有の舌の上で滑らかに溶けるように割れる食感が、私にはたまらないのですが。

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好物の 煮ハマ もありました。鴨川のハマグリだとか。
小振りですが、その分凝縮されたような旨味の濃さに驚き! この日の一番はコレでした。

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最後の一貫は 金華サバ。
脂のノリが大変良く、食べ終えた瞬間に思わずお代わりを!

今回はシャリのコンディションもよく、満足させていただきました。
寒くなると魚が美味しくなるのは嬉しいですが、行列に並ぶのが辛くなるんですよね。
12月も時間が取れればお邪魔したいですが、次回は来年かもしれません。 (^▽^;)

ご一緒してくれたしょうさんの記事は こちら(※ブログ閉鎖)

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西浅草のちょっと寂しい通りにひっそりとたたずむ小さな店。
『 棒 』 と書かれた看板を見ても、ここが何屋だとわかる方は少ないのではないでしょうか。

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店名は「468」と書いてヨーロッパと読みます。カウンター6席ほどで
京都で修行を積んだご主人が、美味しい棒寿司を食べさせてくれます。

実はこちらは電話番号非公開の店。
ご主人によると一人でやってるので、番号を知る人に来ていただくのが丁度いいのだとか。
今回はこちらにお邪魔したことのある友人に、予約を取っていただいたのです。

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棒寿司がメインの店ですが、ご主人の京都仕込みの料理も色々といただけます。
まずは だし巻。京風だしの優しい味付けで、ふわっふわの仕上がり。

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続いてほうれん草、椎茸、えのきを使った だし と呼ばれるお浸し。
食感の妙が素晴らしく、あっさりしていくらでも食べられそうです。

右は ゴマだれ無花果。
以前「ちゃわんぶ」でも田楽味噌を乗せたイチジクをいただきましたが
個人的にはこちらのゴマの方が好みです。

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京料理といえばこの時期に外せないのが鱧。はもなべ をいただきました。

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重厚でどっしりした味わいのダシの中には、丁寧に骨切りされた鱧と相性の良い松茸が。

これは美味い・・・。
それぞれからもまたいいダシが出るので、スープを一滴も残せません。 (^^;

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万願寺とうがらしとじゃこの炒め物 と かますの塩焼き。
シャキシャキのとうがらしは大人の苦味。脂がのったカマスにはスダチを絞ってさっぱりと。

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終盤でようやく寿司をいただきます。 玉子と海老、鱚のはこずしと、鯖ずし。
ご飯の穏やかな酢加減とそのやわらかさは、箱寿司や棒寿司とは思えないほど。

私がよそで食べたものは、どれも酸味が強めで、シャリがみっちりと詰まった印象でしたが
こちらは味付けに品があり、ふわっと握られてます。

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名物の 穴子棒ずし は、鱧と同じように骨切りされているのがこちらの特長。

想像以上にその身はやわらかく、心地よい歯ざわり。
うーむ・・・、これは私が今まで味わったことのないタイプの穴子寿司です。

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最後の〆は名物の 芋吸。
すったジャガイモを使ったとろみの強いお椀です。ヤケドしそうなほど熱々なのが嬉しい。
いただいてみると、ジャガイモの甘みが前面に出た、素朴ながらも深みを感じさせる味。

一口飲むごとに体中に美味しさがしみ渡り、心がホッとさせられます。

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中に入った大きな揚げ団子もジャガイモで作られています。
これがまたホクホクして旨いんですよ! 刻まれた昆布がアクセントに。

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店の隅には店名にちなんだこんなものが置かれてました。

ご主人の作り出す料理の味、店の雰囲気のどちらも大変気に入りました。
昼から夜までの通し営業なので、使い勝手が良さそうですね。
浅草で再訪したい店が、また一つ増えました。

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7月8月に続き、今月も「都寿司」にお邪魔することが出来ました。
恥ずかしいことに道を間違えてしまい、同席者のお二人を待たせてしまいました。

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海よりも深く反省しながら席に着く私・・・。

今回もつまみと握りのおまかせを注文しました。
お値段は1万1000円。ちなみに11月から値上げする予定だとか。

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お通しは 枝豆。この日は箸置きまで枝豆でした。

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一品目は 秋刀魚とシマアジ。秋刀魚は塩で〆て、旨味を引き出してあります。
刺身でも一手間加えてより美味しくさせるのがこちらのやり方。

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ホッキ貝 は前回同様に、裏側だけに軽く火を通すことで甘みを増してます。

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熱々の ホタテの磯辺焼き。

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時期的に生いくらが登場するかと思いきや、筋子の味噌漬け が出てきました。
濃厚でねっとりした筋子に西京味噌と信州味噌の風味を加えることで、美味しさに奥行きを。
ただ個人的には生いくらの純粋な旨味を堪能したかったり。 (^^;

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つまみの最後は焼物でしたが、ちょっと重かったので違うものに変えてもらいました。
アンキモの味噌漬け です。甘めの味付けなので、お酒に合いそう。

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さて握りに入ります。
一貫目は 小肌。残念ながら新子は先週で終わってしまったそうで。
この時期の小肌は身が大きく、脂のノリも素晴らしい。力強い旨味に圧倒されます。

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熟成された 真鯛 は旨味だけでなく、爽やかな香りも魅力の一つ。

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戻り鰹は脂の甘みと、ワラで炙ることで生まれる鮮烈な薫りがたまりません。

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光り輝く 新イカ。スミイカの子供です。これもこの時期だけのお楽しみ。
「寿司大」ほどの突出した鮮度の良さはないものの、身の甘みは負けてませんね。

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北海道戸井産の 本マグロの中トロ。
そういえばここではまだ赤身を食べたことがありません。次回は忘れずに頼まねば・・・。

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ご一緒された方にも特に好評だった アジ。

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金目鯛 は炙りと炙らないものの食べ比べをさせていただきました。
これは炙らないそのままの金目鯛。
熟成具合もほどよく、一噛みごとに旨味が舌になじむ感じ。

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辛子が乗ったこちらは炙り。口に入れると瞬時に旨味がMAXを迎える判り易い美味しさ。
甲乙つけがたいですが、おそらくご主人は炙ることを前提に仕込みをされているのでしょう。

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車海老 は身とミソの香り、旨味、食感のどれもが素晴らしかった一貫。
素材の良さは勿論、調理の巧みさがあってこそ生まれる完璧な味でした。

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唐津の ウニ は小鉢での登場。
7月と8月にいただいたウニに比べると、香り甘みともに劣るのは仕方の無いところかな。

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ふんわりと煮られた 穴子 は今回もツメでいただきました。

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コースを〆るお椀。味噌はほんのわずかで、アサリのダシがたっぷりと出ています。
アサリの味噌汁を飲まないと帰れない! そう叫びたいほど旨いんですよ。

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デザート代わりの 玉子焼 をいただいてご馳走様。
幸福な二時間半の最後に、気品ある極上の甘さと宴の終りの寂しさを同時に味わうのでした。

ご一緒してくれたまいたーんさんの記事は こちら

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今夜は久々に築地の記事を。今週は「寿司大」にお邪魔してきました。
朝ならそこそこ涼しいので、待つのもそこまで苦になりませんね。一時間ほど待ちました。

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当然ですが、中はしっかり冷房が効いてますよ。
真夏でも玉子焼は熱々のものが出されます。 (^^;

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まずはおつまみを一品。しょうさんが注文されてた小肌巻きをお願いしました。
小肌の間にゴマをはさんで、大葉と海苔で巻いてます。
これ旨いですよ! 小肌がしっかり〆られているので、醤油も必要ないです。

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握りの一貫目は旬を迎える 秋刀魚。ほどよい脂のノリ。

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この時期だけのお楽しみの 新イカ は塩でなく煮切りで。身は小さいのに驚くほどの甘みが。

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今シーズンの 新子 にギリギリ間に合いました。 (^^;
二枚付けですが、優しい食感と繊細な味わいはやはり新子特有の魅力!

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大好物の 〆サバ は松輪産。念願の松輪サバのシーズンが始まりましたね。

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最後に秋のお楽しみである 生いくら をいただいてご馳走様。
まだ粒が小さく、旨味もこれからといったところ。今後に期待します。
この日はシャリのコンディションがいまいちでしたので、軽めで終了。

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「寿司大」を出た後は挨拶がてら「米花」にお邪魔を。
そういえばこちらを記事にするのも本当に久しぶりですね。
最近のジローさんは絵に凝ってるんですよ。この日も自信作を披露してくれました。

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「寿司大」で控え目に食べたので、おまかせをご飯超少な目で注文することに。
しかし運ばれてきた料理を見て、しまった!と思った私。おかずのボリュームが凄い。 (^^;

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この日のおまかせは地鶏のソテーと海老入りサラダ。
カボチャの煮物も大きいのが嬉しかったり、悲しかったり(笑)。
朝から腹パンパンになってしまいました。 (^^;

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「米花」は鶏も旨いけどメインは魚料理なので、数日前に食べた海鮮丼も紹介しておきます。

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この日のネタは海老とホタテとアワビ、そして本マグロ。
中でも群を抜いて美味しかったのが本マグロ。
スジが入ってますけど、簡単に噛み切れて全然気になりません。
赤身の味わいの濃い美味しい本マグロのせいで、他のネタの存在を忘れてしまうほどでした。

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「米花」でも生いくら丼が始まってます。次回はそれか、未食の穴子丼にしようと思います。

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