習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

カテゴリ: 鰻・穴子

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鰻を食べたい!
というツレのリクエストでやって来たのは末広町。

お邪魔したのは、創業して百年を超える老舗。
駅から徒歩数分の場所にある「 久保田 」です。

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ランチは限定30食でお得な鰻丼があるんですよ。
まともな鰻って、2000円以下では滅多に食べられなくなりましたよね。

1450円でどんな鰻が出てくるのか気になって、今回はこれをいただくことに。

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あとお薦めと書かれた肝焼きも、一本ずついただきますか。

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まずは 肝焼き・650円 が運ばれてきました。
大ぶりなところを見ると、鰻の肝は二匹分以上使われてそう。

肝の焼けた香りと、甘みの後に感じるほろ苦さがなんともたまらない。
売り切れる日が多いというのも納得の味です。
飲兵衛なら迷わずお酒を頼むところでしょうか?

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少し遅れて うな丼・1450円 も。
吸い物が付かないということで、 お吸い物・200円 も別途注文。

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1450円でも鰻は中々の大きさ。

使われている国産の養殖鰻は厚みはそこまでないものの
備長炭でじっくりと丁寧に焼かれて、ふんわりとした仕上がり。
脂が十分にのって、美味いです!

焼きの技術の高さも老舗のなせる業ですな。
ご飯の炊きあがりも完璧で、スッキリした甘さのタレが私好み。

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ご飯の量に対して鰻が少なめだけど
肝焼きも乗せて鰻肝丼にすることで、物足りなさを払拭(笑)。
途中からは山椒もパラリと振りかけて、美味しく完食!

お吸い物もダシがきいて美味しかったですよ。

9年前に訪問された魔神さんのレポは こちら
魔神さんが当時2400円で食べられた上鰻重定食は
現在3200円になっているみたいですが
他の店に比べると、良心的な値上げ幅だと思います。

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7月29日が 土用の丑の日 ということで、その前の週末に
ツレと一緒に近場の鰻屋にやって来ました。

はんなり亭 」は東船橋駅から徒歩7分。
夕方の開店に合わせてお邪魔するも満席で
近くのファミレスで時間を過ごし、再訪したのでした。

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靴を脱いで上がり、店内の落ち着いた雰囲気にホッとする私。

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土用の丑の日前後は
ひつまぶしと鰻重などの食事メニューが中心となります。
名物のひつまぶしにしますかね。肝焼きは残念ながら売り切れ。

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ひつまぶし四寸おひつ(特上)・3423円 です。
ツレは うな重(上)・2700円 を。

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三河産の鰻がおひつに敷き詰められます。
特上だとご飯の中にも鰻が入るので、心ゆくまで堪能できますね。

まず鰻だけをいただくと、肉厚でやわらかく脂がしっかりと。
脂の甘いいい鰻ですね〜。
表面はそこそこパリッとしてます。食べた感じだと炭火焼きではなさそう。
タレはほんのり甘めでコクがあります。

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最初は茶碗に盛ってそのままで。
次にあさつきやワサビなど薬味をそえて・・・。

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最後は鰹と昆布でとった出汁もかけてさっぱりと。
うん! 美味い!

ひつまぶしって3つの違った食べ方が楽しめるので
ちょっと得した気分になりますね。

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近くに中々美味しい鰻屋が見つかってよかった。
今度は一品料理が楽しめる時期にも来てみよう。

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「ひょうたん屋」に続いて、銀座の鰻の名店をご紹介。
竹葉亭 本店 」は、築地市場駅から歩いてすぐの場所にあります。

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注文したのは鰻お丼(B)。

肝焼きも頼もうとしましたが、残念ながらこの日はないそうで。
ではせめて肝吸いをと思って頼もうとすると
嬉しいことに鰻丼に付いてくるとのこと。

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待つこと15分ほどで 鰻お丼(B)・2900円(税別) が
仲居さんの手によって運ばれてきました。
蓋を外すと、綺麗なキツネ色の蒲焼がお目見えして
テンションが一気に上がります(笑)。

アングルが悪いせいで写真に写っておりませんが
吸い物の中にはちゃんと肝が入っておりましたよ。

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江戸末期の1866年創業の、超が付くほどの老舗。
もちろん関東風の蒲焼です。

蒸しの工程が入ることで、鰻はふっくらとやわらかくなり
炭火で焼かれた表面は関西風ほどではないものの、パリッと仕上げられます。

おそらく創業当時から 継ぎ足し x2 で使われるタレは
辛さの角がとれ、品のあるスッキリとした甘みを感じます。

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鰻の厚みも、脂のノリも文句無し。
山椒が薫り高く、心地よいシビレが後味を引き締めてくれます。

王道の関東風の蒲焼もやっぱり美味いですね。

魔神さんが高評価の鯛茶漬け(記事は こちら)も気になるので
いつかそちらを試してみようと思います。

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先週の土曜は鰻を食べに銀座へ。
お邪魔したのは1丁目にある「 ひょうたん屋 」。

関西風の蒸さない鰻が人気の店です。

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カウンターに座り、注文したのは上の鰻重。
残念ながら肝焼きは昼にはないみたいですね。
目の前で炭で焼かれる鰻の香りに食欲をそそられながら
待つこと10分少々・・・。

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鰻重(上)・3100円 がご主人の手によって運ばれました。
お新香と吸い物が付いてきます。

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大盛にしなくても多めのご飯に、いい大きさの鰻が二枚。
白焼きに何度かタレを付け焼きすることで、鰻の脂とタレがよく馴染み
香ばしい薫りがたまらないですよ・・・。
この薫りの素晴らしさまでは、写真でお伝えできないのが残念(笑)。

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蒸さないので鰻の身はしっかり弾力を残し、表面はパリッ!と。
中はふっくらとして一噛み毎に鰻の脂がジュワッ!とほとばしります。
関西風でも下手な鰻屋だと、ブニブニとした気持ち悪い食感になるんですよね。

鰻の脂の甘さに負けないためか、タレはキリッと醤油がきいて辛め。
この濃いめのタレが後を引きます。
後半は山椒もかけて、さらに味と薫りにアクセントを。

鰻の合間にお新香や吸い物を挟みながら食べ進め、あっという間に完食。
いや〜、美味かった!
ご飯のボリュームがあるので、満腹度もかなりのものでした。

こちら6年前に移転されてまして、移転前に魔神さんも訪れております。
魔神さんの9年前のレポは こちら
当時は特上でも2200円だったのか〜!

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美味しい鰻をいただいた後は、築地まで移動して
「フォーシーズン」でクールダウン。
オレンジスカッシュでフロートを作ってもらいました。

この後「河岸頭」で刺身をいただく予定でしたが
胃に全く空きが出来ません(笑)。

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せっかく築地まで来たのにお茶だけというのも寂しいので
ボンマルシェ デリ&バル 」でお土産を。

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特製日替わり弁当・660円 を購入しました。
この日の日替わりはやわらか角煮。

お腹がようやく空いてきた夜に食べましたが
レンジで軽く温めたせいか、角煮が硬くなってしまいました。 (^^;
値段が安いわりに肉のボリュームがあるので、中々お得だと思います。

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荻窪食べ歩きツアーの最後の店は、鰻の名店「川勢」です。
友人のしょうさんのブログで何度も登場していて、是非お邪魔してみたかったのです。

しょうさんの「川勢」の最新の記事は こちら(※ブログ閉鎖)

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こちらは鰻丼も人気ですが、夜に食べられる鰻の串焼がそれ以上に評判なのです。

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その串焼のメニューがこちら。

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こちらは飲み物とご飯物のメニュー。

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しょうさんから聞いた情報によると、ここでは最初に 一揃い と言われる
6本の串焼を頼むのが決まりということで、全員それを注文。

お通しのキャベツをつつきながら、串焼きを待ちます。

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最初に運ばれたのは右から、きも焼、ばら焼、ひれ焼。
きも焼は鰻のレバー以外の内臓の串で
ばら焼は骨についてる身をこそぎとって巻いた串とのこと。

肝はほろ苦さがいいですね。
ばら焼はやわらかくあっさりしてますが、鰻の味が濃く感じられて味わい深いです。

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左端のひれ焼はニラにぐるぐると鰻を巻きつけています。
主張の強いニラの味を、鰻の脂が優しく包み込む感じ。これ旨いなぁ。

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続いてゴボウに鰻を巻いた八幡巻。
ゴボウと鰻って相性いいですね。ザクザクの食感も心地よいです。

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お次は短冊焼。蒸してない鰻なので、しっかり歯応えがあるんですよ。

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最後の6本目は串巻。くりから焼きとも呼ばれますね。
同じ鰻なのに、短冊焼とは味わいが全然異なるのが面白いです。

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さて、一揃いを食べ終えた後は〆に丼を。まぶし丼を注文しました。
皆さんかなりお腹がふくれていたので、4人で一つの丼を分け合います。

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まぶし丼とは、串に使う短冊を刻んだものがタレと一緒にまぶされた丼。
タレの旨さがよく判る丼です。鰻の量はそれほど多くないので、4人で美味しく完食!

最後の〆にふさわしい一品でございました。
次回は腹ペコでお邪魔して、上うな丼をがっつりいただきたいです。 (^^;

今回の荻窪食べ歩きツアーをご一緒していただいたかなめさんの記事は
こちらこちらこちら

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この日は荻窪近辺で所用がありまして、荻窪の名店を食べ歩くことに。
まずやってきたのは、欧風カレーの超有名店「トマト」です。

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注文したのは、特に評判の良いビーフタンカレー。
魔神さんが9年前に食べられたチキンカレー(記事は こちら)にも惹かれたんですけどね。

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ビーフタンカレー・2380円 です。
福神漬け、玉葱のマリネとともに運ばれてきました。ライスの上にはチーズとレーズンが。

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カレーをすくうとでっかいタンが姿を現します。テンションの上がる瞬間です。 (^^;

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タンはもう一枚入ってまして、そっちはさらに厚く大きい・・・。
スプーンをあてるとスッと切れるやわらかさで、口の中でとろけます。
ここまでやわらかくするには相当な時間と手間がかかってるんでしょうね。

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カレーもまた非凡な旨さ。
旨味が濃厚で、30種類以上使うというスパイスの複雑玄妙な香り。
ホールスパイスを噛み締めたときの鮮烈な刺激と香りに圧倒されます。
欧風カレーにありがちなこってり感というか、後味に脂っこさがないのが嬉しい。
酸味のきいた玉葱のマリネを入れると、さらに味に奥行きが出て美味でした。

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デザートにはマロンアイス。バニラ、栗の質にもこだわってるのが判る美味しさ。
最近インドカレーにハマっていた私を、一気に欧風カレー派に引き寄せる凄いカレーでした。
お値段は高めですが、期待を裏切らないカレーだと思います。

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さて、「トマト」で食べた数時間後、所用を済ませた私がお邪魔したのはこちら。
「トマト」から歩いて数分のところにある「安斎」です。
一度は閉店したものの、友人から数ヶ月前に復活したと教わりまして
長年の宿題店であった鰻の名店に、ようやく訪問することができました。

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いただいのは うな丼・2500円。 吸い物とお新香がつきます。

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見るからに脂ののった鰻はふわふわ&とろとろ! 「尾花」の鰻に似てますね。
タレはちょいと辛目で、ご飯は硬めの炊きあがり。
合間に吸い物とお新香をはさんだのに、あまりの旨さに数分で食べ尽くしてしまいました。
魔神さんが3年前に食べられたときのレポは こちら

「トマト」と「安斎」。どちらも評判の高さに恥じない味でございました。
荻窪の近くに来れたときに、またお邪魔しようと思います。

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お誘いを受けて、鰻の「との村」に初訪問してきました。馬喰町駅から5分ほど歩いたかな。
カウンター6席ほどの、とても小さな鰻屋です。

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注文は誘ってくださった方にお任せ。
おすすめに従って、特上を蒸し無しでお願いしました。勿論、肝吸いも。
最初に出されたお新香の美味いこと!

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鰻をさばくとこから始まる調理を見ながら、待つこと20分強。
うな重(特上)・2600円 と 肝吸い・100円 が運ばれました。

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ふたを開けると、見事な大きさの鰻が。こちらでは国産物を使用とのこと。

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照りを見れば、脂がしっかりのっているのが判ります。
早速いただくと、その脂はコクのあるバターのような甘さ。
食感は弾力が強く、ふわっというよりぷりんっ!て感じ。こういう鰻は初めてだなぁ。
これが蒸し無しの特長なのかも!?

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こってりした鰻との相性を考えてなのか、タレは味が濃い目。
ご飯は硬めの炊き加減なのが嬉しい。鰹のだしが香る肝吸いの味も私好みでした。

食感、タレともにちょっとワイルドな仕上がりの鰻重でしたが、大変美味しくいただけました。
日本橋には私の知らない美味しい店が、まだまだ沢山ありそうですね。

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お盆前の暑い日にお誘いを受けて、「尾花」にやってきました。
開店の一時間以上前から並んだ甲斐あって、一巡目に無事に入店できました。
私はこちらに来るのは2年ぶりになります。前回お邪魔したときの記事は こちら

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今回は4人でしたので、うな重の他にも色々と注文することに。

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冷房のきいた涼しい店内で、まったりしながら料理が届くのを待ちます。

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まずは うざく・1500円 から。キュウリと菊の花の彩りが美しい。
暑いと酢の物が特に美味しく感じますね。

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香ばしくパリッと焼かれた鰻に甘めのお酢が意外と合います。

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お次は鰻がたっぷりと入れられた う巻・1800円。
とろとろ鰻とふわふわ玉子の優しい食感の二重奏。これはたまらん。

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白焼き・3300円 です。脂が乗った鰻をワサビと醤油でいただきます。
・・・美味い! ワサビを多目につけても全然辛くないんですよ。

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そして注文から待つこと40分で、待望の うな重・4000円 が運ばれました。
きも吸い・350円 と一緒に。

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ふわっふわの鰻には上質なバターのようにコクのある甘みが・・・。
タレは甘さと辛さのバランスが取れていて、後味にクドさを感じさせません。

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こってりした鰻が好きな方には、最高峰の味と言われるこちらのうな重。
後半からは山椒をかけて、一口一口を愛おしむようにゆっくりといただくのでした。

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「尾花」を後にした一行は、同じ南千住にある喫茶店で一休み。
炎天下を歩いた後に飲んだアイスコーヒーの旨かったこと!

その喫茶店とその後にお邪魔した甘味処のレポはまたの機会に。

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月曜は土用の丑の日ということで、やってきたのはもちろん「米花」です。
記念すべき50回目の記事に、この日が当ったのはまさに運命!

・・・なんて大げさに思うこともなく店内に入ると、メニューは鰻だけとのこと。
肝吸い付きで注文し、いつものように出来上がるまでジローさんと歓談するのでした。

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うな丼(肝吸い、お新香付き)・1500円 です。この日はナスの煮びたしもありました。
最初にナスからいただきますと、食感といい味のしみ具合といい文句なし。
お母さんの煮物の味付けの巧さを知ってしまうと、この店からは逃げられません。

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さて主役の鰻は炭で焼かれ、柔らかくふっくらと仕上がってます。
タレの味はまろやか。それでいて後味はスッキリして不自然な甘みが残りません。
当然ですが、市販の鰻のタレとは雲泥の差がありますね。

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山椒を多目にかけていただくと激旨! (゚∀゚)b
「米花」で普段いただく鰻より美味いような気がしてジローさんに聞くと
この日の為に品質のより良い鰻を確保するために奔走されたんだとか。
ただでさえ鰻の奪い合いになる土用丑の日に、納得できる味の鰻を
常連さんの人数分仕入れるのは思いのほか大変だったそうです。
でも苦労されたのは多分カズオさんだったんでしょうね。 (^^;

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肝吸いもいいダシが出てます。
でっかい肝、でっかいはんぺんとどちらも米花規格。

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空いてる時間帯だったので、レバー・200円 もお願いしてしまいました。
ハツ付きの当りでした。 (=゜∇゜)

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実は私、今までは土用の丑の日は逆に鰻を食べない人間だったんですが
「米花」のような客と店との一体感がある店で食べると考えも変わりますね。

来年もこの日この場所でまた鰻を食べられることを祈っております。

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この日お邪魔したのは神田にある鰻の名店「きくかわ」です。

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ここのメインは鰻重ですが、ボリュームがある大串うな丼が特に人気なんですよ。
私の前の客がこれを大盛で注文してまして、空腹だった私も反射的に大盛でお願いしました。

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注文してから10分弱で 大串うな丼・2700円 が運ばれてきました。早いなぁ!
ただ驚かされたのは出来るまでの早さだけではありませんでした。

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丼というより小さめのおヒツ?いや洗面器だなこりゃ。 (^^;
鰻も大きいのですが、その下にみっちりと盛られたご飯の量に圧倒されちゃいましたよ。

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こちらの大串うな丼は、半分はそのまま食べ
もう半分は薬味を入れて混ぜご飯風にして食べるのがオススメとのこと。

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オススメに従ってまずは普通にいただきます!
鰻は肉厚で脂のノリは最高潮。表面はパリッと焼かれて香ばしく、身はトロットロ。
ハチミツを使うというタレも決してくどさはありません。美味いじゃないですか! (=゜∇゜)

ただどんなに食べ進めてもご飯が一向に減りませんよ。 ( ̄Д ̄;;

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なので半分食べる前にネギとワサビを乗せて、混ぜご飯にはせずにいただくことに。
これも文句ない美味しさ! (゚∀゚)b
不思議とワサビを使ったほうが、タレの味がよく判りますね。

美味しかったので完食出来るかな!?と思いましたが、ご飯の多さにあえなく撃沈・・・。
ご飯を残したことを店の方に詫びると、『 大丈夫ですよ〜、気にされないでください〜。 』と
にこやかに言っていただきましたが、しばらく自己嫌悪に陥る私でした・・・。 (-o-;

魔神さんが鰻重を4年前に食べられたときの記事は こちら

*来週から月水金の更新に戻ります。今日は久々に築地に行ってきたので、月曜はその記事を・・・。

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