習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

カテゴリ: 蕎麦

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新津田沼駅から、各駅電車しかない新京成線に乗ること16分。
鎌ヶ谷大仏駅にやってきました。
千葉県内で蕎麦の屈指の名店と呼ばれる
天庵 」に初訪問を。

人気店なのに週末の二日間しか営業しないので
行列必至!
この日も開店の少し前に到着するも、既に満席で
席に着くまで30分ほどかかりました。

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カウンターが5席にテーブルが3つ。
ちょうど客が入れ替わるタイミングだったので
窓際の明るい席に座ることが出来ました。

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お酒やそれに合うツマミもありますが、私達はお蕎麦を。
一番人気の天ぷらせいろを大盛りで。

あと気になったごまだれを、ツユだけ単品注文。
辛味大根おろしは残念ながら売り切れでした。

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天ぷらせいろ(大盛り)・1900円 です。
ごまだれ・200円 は、二人前を出してくれました。

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天ぷらは海老と、カボチャやナスなど数種の野菜。

塩でいただきましたが、ふわっと揚げられて中々のもの。
主役の海老は甘みがあって、食感よし。

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水で打った十割の蕎麦は太めで、コシを楽しむというより
モッチリした食感。のど越しを味わうタイプかな。

個人的にはエッジが立って、程よい硬さがある蕎麦が好みですが
こういうタイプも悪くないですね。

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ツユは鰹節がたっぷりきいて、キリッと辛口。
蕎麦の甘みがより引き出される感じ・・・。

新蕎麦の時期になれば、蕎麦の薫りもふくよかになって
より相性が良くなるのでしょう。

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ごまだれのツユも、胡麻のコクが存分に感じられて好印象。
交互につけていただくと、お互いの個性が際立っていいですね。

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蕎麦を平らげた後は、蕎麦湯をいただきます。

熱々で濃厚な蕎麦湯を、棒でかき混ぜてから注ぐと
蕎麦の薫りがグッと力強くなって、思わずニンマリ・・・。

ごまだれの方でも試してみましたが
こちらもまた面白い風味になって、
最後まで楽しませていただきました。

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前回の記事の続きです。
昼に千駄木で親子丼をいただいた後は
勝どきに転居された師匠の元へ
遅ればせながら、引越し祝いに向かいました。

突然の訪問にも関わらず、快く迎えてくださいまして
夕方まで築地関連のVTRを見ながら歓談を。

いい具合にお腹も空いたので、夕食に訪れたのは
流石 琳 」という
銀座の高級蕎麦割烹の店。

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今回のメンバーにこちらの常連さんがおられたので
電話で席の予約をしていただきました。
仕事中だった猫村さんも強引に呼び出して(笑)
総勢5名でテーブル席に。

飲み物に皆さんは日本酒。私はウーロン茶を。

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お通しはとろろ昆布。
酸味がなく、まろやかな出汁がきいて、後味スッキリ。

今回は 小皿コース・2000円 をお願いしました。

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一品目は最中。
鴨肉入りのポテトサラダが入ってまして
ポテサラと最中の食感のコントラストが面白い。

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続いてニシンの旨煮とフキのおひたし。
ニシンはほろりとやわらかく
フキは歯応えが残って、シャッキリと。

山椒の実がいいアクセントに。

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三品目は蕎麦屋の定番、出汁巻き玉子。
甘さを抑えた上品な味付けで、出汁の旨味で勝負!

これは色合わせに最も苦労した一枚(笑)。

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ここからの写真は5人分です。
これはさつま焼きといいまして
さつま揚げを揚げる前のものを焼いたもの。

これ旨いんですよ。
揚げるよりも当然さっぱりしてて
素材の風味がいきてます。
ただ繊細な味なので、醤油よりも塩で食べたかったかな。

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お次は対照的にコッテリした炒り鶏。

甘辛く仕上げてあって、お酒がすすむ味付け。

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コースの最後は桜海老のかき揚げ。
香りを逃がさないように、籠に入れられて登場しました。

塩をふっていただきましたが
桜海老のふくよかな香りと、サックサクの食感が素晴らしい!
油っこさを微塵も感じさせないのに驚かされました。

このかき揚げの美味しさは、今でも鮮明に思い出せるほど
私の心に刻み込まれました。

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〆に蕎麦をいただく予定でしたが
残念ながら売り切れておりましたので、うどんを。

ひやかけ・1000円 を注文。

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贅沢に出汁がきいたツユの中に
ツルツルシコシコの熟成うどん。

キン!と冷やされたうどんはコシが強く
甘みもあって、スルスルと胃の中に。

ちょっとしたトラブルもありましたが
師匠も楽しんでくれたようで何より。
次は売り切れないうちに蕎麦を食べに行かないと!

ご一緒してくれた猫村さんの記事は こちら

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どうしても稚鮎が食べたくなって、平日朝に築地にやって来ました。
「天房」と迷ったけど、訪れたのは「 長生庵 」。

稚鮎とアスパラの天ぷらなんて、素敵な組み合わせですね。
ところが入店して注文するも、稚鮎の入荷がないそうで・・・。

井之頭五郎風に言えば
『 がーんだな…出鼻をくじかれた 』 ってとこでしょうか(笑)。

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てことでレギュラーメニューから
付けかき揚げせいろそば・1150円 を。

ツレは まぐろ漬け丼セット・1050円 を注文。

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蕎麦が運ばれて思ったのは
かき揚げを別盛にしてもらえばよかったということ。

サクサクの食感が失われてしまいますからね。 (^^;

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車海老、玉ねぎ、茄子、三つ葉が入ったかき揚げ。
ツユに浸って、しんなりしたかき揚げもまた乙なもの。

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かき揚げから出た油のコクが、ツユに旨味を足してくれます。

しかしかき揚げを丸ごと入れてしまうと
鰹出汁がしっかりきいた自慢のツユの味が
ぼやけ過ぎてしまうのも難点の一つ。

かき揚げを別盛にしてもらって、半分はそのまま
もう半分をツユに入れて食べるのが賢い食べ方ですな。

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ツレの頼んだまぐろ漬け丼。

私もこちらで5年前にいただきました(記事は こちら)が
その時はもっとマグロに旨味があって、食感も良かったような。
マグロは部位の当たり外れもありますし、これは仕方のないところかも。

今回は私が注文の仕方を間違えたせいで、微妙な感想となりました。
稚鮎がある時期に再訪しないと・・・。

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築地には先週末にも行ってましたので、写真を何枚か。
定番の「河岸頭」では、定番の刺盛を。

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イシナギという初めて知った魚のカブト煮も。
迫力ありますね〜。脂がのって美味でした。

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一丁目に「白檀」という雰囲気のよいカフェがあることを知ったのが
この日の最大の収穫でした。

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8月下旬の日曜、曇り空だけど暑かった日に葛飾は柴又へ。
目的地は、何年も前から行きたかった蕎麦の名店。
日曜庵 」です。

ご存知の通り、夏は蕎麦の味の一番落ちる季節。
にも関わらず訪れたのは
こちらでは蕎麦の実を二年寝かせることによって
味を追熟させると知ったから。

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いただくのは魔神さんが★★★★★をつけた
粗挽きせいろ
の予定でしたが、メニューに無し・・・。

あら? 今は提供してないのかと思い、聞いてみれば
売り切れてしまったそうで。
しかも田舎せいろも同じく売り切れ・・・。

そうか!、こちらでは営業は金曜〜日曜で
月曜〜木曜は蕎麦の仕込みでお休み。
つまり日曜は一番売り切れの可能性が高いわけです。

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夏季限定の蕎麦もメニューにありました。
これちょっと興味あるなぁ。

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とりあえず注文したのは そばがき・1250円。
ワサビと醤油とともに出されたのは、自家製の紫蘇オイル。

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そばがきはねっとり&むっちりとした食感で
そのまま何もつけずに食べると
蕎麦の鮮やかな風味がなんともたまらない!

醤油やワサビをつけても美味しいけれど、面白かったのが紫蘇オイル。
爽やかな紫蘇の薫りが、後味を引き締めてくれます。

お次は魔神さんが高評価の なごり雪(ざる豆腐) を頼む予定でしたが
そばがきが大きくて、意外とお腹がふくれてしまいました。 (^^;

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というわけで、早くも蕎麦を注文。
私が頼んだのは 鴨汁せいろ・1980円。
合鴨肉の入ったつけ汁、合鴨のローストとステーキが付きます。
鴨汁の薬味には海苔とおろしが。

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まずは鉄板でジュージューと音を立てて登場したステーキから。
火が通り過ぎないうちにいただきます。

やわらかく、脂ののった合鴨でした。
その合鴨の脂を吸ったネギのまた旨いこと。

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鴨汁にも炒められた合鴨肉とネギが入って香ばしく
ベースのツユからは鰹出汁の旨味もしっかりと感じられます。

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蕎麦はかなりの細さで、エッジの立ち方もお見事。
十割そばをこんなに細く切れる技術が凄い・・・。

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蕎麦はそのまま食べても良し、鴨汁につけても当然旨し!
並みのせいろでこんなに旨いのならば
粗挽きせいろはどんなに旨いのだろう・・・。

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こちらはツレの頼んだ 涼みそば 煎茶のしずく・1430円。
昆布の旨味を上品にきかせ、藻塩で淡く味付けされた
茶の薫る繊細な冷やし蕎麦。

すっきりした爽快なツユにはパンチはないけど、しみじみと旨い。
コレは面白い・・・。
魔神さんならどんな評価をされるだろう?

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最後は鴨汁のツユを、蕎麦湯で割っていただきました。
蕎麦の濃厚な薫りと甘みが感じられて、飲んだ後に思わずため息が・・・。

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壁に飾られているのは帝釈天かな?
売り切れだった粗挽きせいろの味が気になるので、是非再訪したいです。

魔神さんの5年前のレポは こちら
次回はなごり雪も絶対に食べなくては。

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夏は蕎麦の味が最も落ちる季節だとか。
にも関わらずやって来たのは、築地二丁目にある「 布恒更科 」。

すだち蕎麦 が食べたい!
というツレのリクエストに応えて訪問することに。
普段は私の行きたい店に連れ回しておりますからね。
たまには恩返ししないと。 (^^;

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念願のすだち蕎麦が食べられるとあって、気合が入ってます(笑)。

ここの冷やしすだち蕎麦は、つきじろう師匠もお気に入りなので安心。
入店したのは18時を回ったところでしたが、空きは一卓を残すのみ。
夜は予約した方が無難でしょうね。

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ツレの注文はお目当ての冷やしすだち。
私も夏に美味しそうなメニューにするか・・・。

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蕎麦の前に何か一品つまみたくなって
玉子焼・950円 を注文。
玉子の火の通り具合がよく、ダシもきいて旨い!
魔神さんの高評価も納得の味でした。

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さぁ、メインの蕎麦が運ばれてきました。
私が注文したのは 鯵の冷汁・1620円。

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蕎麦のエッジの立ちは中々のもの。
まずは何もつけずにそのままいただくと
食感はよいけど、蕎麦の香りはあまりしないかな。

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つけダレは味噌ベースの冷汁。
キンと冷えた器の中には豆腐やキュウリ、ミョウガ、紫蘇、ゴマなど
清涼感を感じさせる具材のオンパレード。

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焼かれた鯵の身も入って、香ばしさもあります。

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さっぱりしてて旨いなコレ。
味噌の強い味に蕎麦の風味が隠れがちなのは仕方ないかな。
このタレには蕎麦よりもうどんの方が相性が良さそう。

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ツレの頼んだ 冷やしすだち・1130円 です。
美しいですね〜。
このビジュアルだけでも食べる価値があるような。

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冷やされたツユは鰹がしっかりきいてるけど、味付けは穏やか。
蕎麦の味の邪魔をすることなく、そのまま飲んでも美味い・・・。
酢橘の酸味も尖ってなく、後にほのかに香るのがなんとも心地よい。

どちらの蕎麦も夏限定メニューですが、一食の価値ありですね。
ツレも両方の蕎麦の味を気に入ったようでよかった。

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値段が高めなので頻繁には通えないけれど
新そばの時期に再訪して
魔神さんが高評価の 生粉打ち を食べてみようと思います。

魔神さんの7年前のレポは こちら

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少し前の週末、久々に「いさと」へやって来ました。
市川駅からバスに10分乗り、さらに数分歩くと辿り着きます。
一見ただの民家と見紛いますが、千葉でも屈指の蕎麦の名店なのです。

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「SOBA ISBA いさと」が正式な店名。ISBAとは英語で小屋という意味。
予約がないとまず食べられないほど人気なので、来店の際は必ず電話をどうぞ。

昨年の春に訪れたときの記事は こちらこちら

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今回は二人での訪問。
ゆったりと足を伸ばせる掘り炬燵の席に座らせていただきました。

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私が頼んだのは、ざる、おろしざる、鴨ざるの三種が味わえる
参ざるコース・3500円。
ツレは 鴨ざるコース・2200円 を。

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お茶と一緒に出されたのは 隼人瓜のぬか漬け。
パキッとした食感が心地よい、あっさりしたぬけ漬けでした。

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コースの始まりは 焼みそ から。
焼けた味噌は香ばしく、中には蕎麦の実がたっぷり。
刻んだ葱や松の実がまたいい仕事をしています。

・・・これ飲兵衛にはたまらない酒のつまみになるでしょうね。

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続いて 玉子焼。 こちらで二人分。
蕎麦の芽が乗せられています。付け合せにトマトも。

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中には鴨肉の味噌煮のそぼろが入ってます。
焼く時にも鴨の脂を少し使うことで、香りとコクを出しています。
ふわふわとろとろで、ちょっと甘めの味付け。
大根おろしと蕎麦の芽といただくと、後味が爽やかに。

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さぁ、メインの蕎麦をいただきましょう。
ざる用のツユと、おろしざる用のレモン。鴨ざる用には柚子の皮が。
もちろん、生山葵や葱などの定番の薬味も用意されます。

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お待ちかねの蕎麦が運ばれてきました。
この日の蕎麦は、北海道は摩周のもの。
うっすら緑がかった粗挽き蕎麦との久々に対面に、心躍る私。
とりあえず何もつけずにそのままいただきます。
・・・美味い!

エッジが立った蕎麦を口にふくむと、薫りがふわっと鼻に抜け
甘みがゆっくりと舌の上に広がります・・・。
蕎麦の表面が滑らか過ぎないのも、旨さの秘密の一つなんでしょうね。

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ツユは黒糖、みりん、二種の醤油を一年半以上寝かせて角をとったカエシに
上質の昆布と鰹節をたっぷり使ったダシと合わせた旨味の濃いもの。
蕎麦の半分ほどをつけて食べるのが、私には丁度良かったかな。

二枚目の蕎麦はそのツユにレモンを絞り、大根おろしを入れてさっぱりと。
見た目が全く変わりませんので写真は割愛いたしますが、そちらも美味ですよ。

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最後の鴨ざるです。
私が二枚の蕎麦を食べるのを眺めていたツレも、ようやく食べられます(笑)。
温かいツユには鴨肉とザク切りされた葱がたっぷり。柚子の皮を入れて完成!

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鴨肉からもダシが出て美味いなコレ・・・。
具の鴨肉はもちろん、葱がまた絶品の美味さ!

ざるやおろしも素晴らしかったけど、鴨ざるが一番好みかもしれません。
三枚目だというのに、あっという間に平らげてしまいました・・・。 (^^;

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鴨ざるの余韻も冷めやらぬうちに出されたのは
デザート代わりの そば久寿餅。
そばがきに黒蜜ときな粉を合わせた、一見斬新な組み合わせ。
これが違和感なく、舌になじむんですよ。

久々の訪問でしたが、今回も満足させていただきました。
こちらには毎年一回は訪れたいと思います。

※ ブログのデザインをリニューアルしましたが、いかがでしょうか?
一言でも感想を聞かせてくださると嬉しいです。

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今月上旬の週末。ランチを求めて降り立ったのは、都営新宿線の西大島駅。
閑静な住宅地を5分ほど歩くと、目的の瀟洒な建物が現れました。

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今回初めて訪れたのは、魔神さんが6年前に訪問されて
★★★★をつけられた「銀杏」という手打ち蕎麦の店です。

魔神さんの記事は こちら

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中は吹き抜けになっていて、外観に負けずにお洒落な造り。
二人がけのテーブル席に案内され、最初に頼んだのは 蕎麦掻き・1050円。
白濁した蕎麦湯につかった蕎麦掻きは、蕎麦の実が乗せられて登場。

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始めはそのまま何もつけずに食べて、蕎麦自体の薫りと甘み、ネットリした食感を味わい
途中からは薬味とコッテリしたたまり醤油をつけて楽しむ・・・。

下戸の私でも十分美味しく感じられるけれど
日本酒好きな方にはたまらないつまみなんでしょうね。 (^^;

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続いて魔神さんも高評価の 玉子焼き・893円。
卵を4つも使っているので、ボリュームありますね。
一人客用の小さいサイズも用意されているようです。

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ふわふわ&ぷるぷるで、油や甘さを控えた穏やかな味付け。
ダシの旨味もしっかりと感じられて、かなりの美味さ!
また脇にそえられた大根おろしのやけに旨いこと・・・!

・・・これ私一人でも完食出来たかも(笑)。

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さぁ、メインの蕎麦にいきましょう。
私が選んだのは 牡蠣せいろ・1417円。 ツレは せいろ・787円 を。

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エッジの立った二八そば。
まずは蕎麦だけでいただいてみると、甘み豊かで蕎麦の薫りがふわりと・・・。

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牡蠣せいろのツユは鰹ダシが濃厚で、牡蠣から出た旨味と相まって
重厚でどっしりとした味わい。
旨味が濃いのに合わせてか、しっかりと辛めの味付けですね。

牡蠣はまだ時期的に小さかったけれど、8個も入ってたので満足度高し!
紅葉の形に切られたお麩がまた、ダシを吸って旨いのなんの!

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温かいツユに蕎麦をくぐらせていただけば
美味くないわけがありませんよね。

ツレの頼んだせいろも少しいただきましたが、そちらも美味でした。

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最後に濃厚な蕎麦湯を堪能して、ご馳走様。思わずため息が・・・。
魔神さんが4ッ星をつけた店だけあって、大変美味しいお蕎麦でした。

次回は田舎そば(十割そば)をいただいてみようと思います。

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料理だけでなく建物や雰囲気、接客などどれをとっても申し分ない中で
一際私が気に入ったのが
石渡希和子さんというイラストレーターによって描かれたお品書き。

素朴なイラストなのに、何故か実物の写真よりも
この料理を食べたい! と思わせる力があります。
その一部をご覧になりたい方は、こちら へどうぞ。

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築地市場が盆休みに入る前の週末、朝から築地へやって来ました。
この日はつきじろうさん達と「長生庵」で待ち合わせを。

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まずいただいたのは師匠が記事(こちら)で褒めておられた アジ酢締め・600円。

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なるほど! 鮮度といい、身の厚みといい、確かにアジの品質はかなりのもの。
〆方も上品で、正直あそこで食べたアジ酢よりもずっと美味しい(爆)。

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アジ酢の他には、天ぷらの盛り合わせをおまかせで作っていただきました。
静岡の舞阪産のヒメコ鯛と、太刀魚。

ヒメコ鯛って初めて食べましたが、身がふっくらして旨いですね。
名前の通りに丸々と太った太刀魚は、脂のノリに驚かされました。

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マグロの大葉包み揚げや、とうもろこしの天ぷらも文句無し。
蕎麦屋なのに「長生庵」の天ぷらの美味しさは、築地でも屈指だと再確認!

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勿論お蕎麦もいただきましたよ!
・・・って実はコレ、師匠が頼まれた 青唐辛子と四種の薬味蕎麦・850円。
ちょいと味見させていただきましたが、爽やかな辛さと香りがたまりません。
次の訪問こそは、お蕎麦を食べようと心に誓うのでした。

同じ時間に店内におられたのに、気付かなかったハートランドさんの記事は こちら
一日で7軒もハシゴされた超大作です。まぁ、あの方にとっては普通か(笑)。

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「長生庵」を出た後は、ちょいと歩いて二丁目の「喫茶 ひよ子」へ。

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サンドイッチをつまむ予定だったのに、もうパンが売り切れですって!

・・・残念! 大好きな バナナジュース・200円 を注文したのでした。
バナナとクラッシュアイスから作られる本格的な味に満足。

こちらでも次の訪問時には、サンドイッチを食べようと誓うのでした。

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先月上旬の夜、お誘いしてもらい「うち田」という居酒屋にお邪魔してきました。
ここでは私の好きなへぎそばが食べられるんですよ。

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今回は4名での訪問。
私が飲み物にいただいたのは、やはりウーロン茶。

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幹事さんと店の方が相談されて、注文したのは 梅コース・3000円。

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お通しの後に出されたのは美しい刺身。中トロ、平目、ムツの三点盛り。
白身はしっかり熟成されて旨味が濃く、マグロの質も中々のもの!

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もずくの酢の物にはミョウガ入り。後味爽やか。

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幹事さんはこんな面白い日本酒を頼んでおりました。
名前は変わってますが、大変美味しいお酒なんだとか。

ビキニなのはまだいいとして、なんでモヒカンなんだろ? (^^;

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ふわふわの自家製出し巻き玉子。

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これは栃尾の油揚げ。
表面がパリッ!と揚げられた油揚げにネギが挟んであって
香ばしく優しい食感の油揚げと、シャキシャキしたネギとのコントラストがたまりません。

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里芋や大根、ごぼう、人参の煮物。
熟練の和食の料理人が作るだけあって、火の通り、味付けのどちらも素晴らしい。
実はこういう地味な料理にこそ、腕の差が大きく表れるんですよね。

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塩焼きにはブリが。
旬も終りの時期なので脂はありませんが、パサつく感じは無かったです。

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これはゴロイカ。
白イカをはらわたが入ったまま乾燥させたもので、それを香ばしく炙ってあります。
わたの焼ける風味が鼻腔をくすぐります。お酒の最高のアテになりますな。

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天ぷらは大ぶりの海老やナス、椎茸などが。
キメ細かい雪塩で食べるも良し、天ツユで食べるも良し。

こちらの職人さんは天ぷらの腕も確かだなぁ。

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へぎそばです。
新潟発祥で、へぎ(片木)と呼ばれる器に盛られるからその名が付いたのだとか。
つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使うのが特徴。

こちらでは蕎麦粉と布海苔だけで作っているそうです。

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早速いただくと舌触り滑らかで、弾力とコシが豊か。
布海苔の甘みと、淡い磯の風味がなんともたまらない。

へぎそばを久々にいただきましたが、やっぱり好きだなぁ。
築地にあるのが判ったので、これからはいつでも食べられます。

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最後は抹茶のアイスで〆。

一番安い梅コースなのに十分満足させていただきました。
正直、ここは穴場だと思います。
築地のどこかで食べた後、もうちょっと何か食べたいという時にも重宝しそうです。

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先週の土曜は築地に4人でお邪魔してきました。
最初に訪れたのは、場外にあるお蕎麦の「長生庵」。
何軒かハシゴする予定でしたので、こちらでは軽く天ぷらだけをいただくことに。

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つきじろう師匠の記事を読んで、注文は既に決めておりました。
まずは 半熟玉子の天ぷら・100円 を。
パリッ!と香ばしく揚げられた天ぷらを崩すと、中から黄身がトロリと・・・。
天ツユとともに一口でいただくと、まろやかな甘みに思わず笑顔に。
これはイイ! 注文時に天ツユに入れるかどうか選べるので
二つ頼んで塩&天ツユの食べ比べなんてのもアリですな。

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ちょっと面倒なお願いをきいてもらい、天ぷらの盛合せを注文させてもらいました。
私の好物の穴子を入れて、春の食材を中心におまかせで作っていただくことに。

「長生庵」の穴子は、築地に詳しい方々が絶賛されるだけあって旨いんですよね。

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お待ちかねの盛合せが登場。
今回は穴子を入れて4000円(一人1000円)で作っていただきました。
上段左から白魚、菜の花、こごみ&たらの芽、筍。
下段左からサヨリの大葉巻、桜海老、アスパラ。
なんとも豪華! 一口毎に春の訪れを感じさせてくれました。

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それぞれの食感の違いが面白い! 中でも一番のお気に入りはサヨリの大葉巻。
ふわっとしたサヨリの繊細な旨味を、大葉が優しく包み込んでいる感じ。

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最後は忘れちゃいけない新メニューの 鴨メンチ・一個300円 を二つ注文。
マカロニサラダが付いてくるのが嬉しい。

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揚げたて熱々のメンチを頬張ると、鴨の風味たっぷりの肉汁があふれ出ます。
これも旨いなぁ・・・。
師匠のように(記事は こちら)温かい蕎麦のおツユにひたして食べるのも旨いでしょうね。

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天ぷらを堪能した一行は「フォーシーズン」へ。
つきじろうさん、なべひろさんをはじめとした沢山のお仲間とお会いすることができました。

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私はコーヒーを注文。
こちらは築地の達人なべひろさんオススメの オレンジスカッシュ・480円。
飲んだ友人によると大変美味しかったそうで。今度私も頼んでみよう。

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「フォーシーズン」に来たらやっぱりスパゲティも食べたいと思い
和風スパ・820円 を4人でシェアすることに。サラダも付きます。
初めて見る人は、たっぷりの大葉が一面にかけられたビジュアルに驚かされること必至!

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そして食べると、今度はその美味しさに驚かされます。
二月に放送されたテレ朝の番組で、川越シェフに88点という低評価をつけられたけど
私だったら最低でも89点はつけるなぁ・・・(笑)。

ご一緒してくれたまいたーんさんの築地の記事は こちら
「フォーシーズン」でお会いしたつきじろうさんの記事は こちら
ハートランドさんの記事は こちら

この日の食べ歩きはもう少し続きます。次回はそちらの記事を。

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