習志野習志の食日記  ※休止中※

習志野市在住の私が、都内を中心とした食べ歩きの写真を公開する自己満足blogです。

カテゴリ: 閉店・移転

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新津田沼駅から、各駅電車しかない新京成線に乗ること16分。
鎌ヶ谷大仏駅にやってきました。
千葉県内で蕎麦の屈指の名店と呼ばれる
天庵 」に初訪問を。

人気店なのに週末の二日間しか営業しないので
行列必至!
この日も開店の少し前に到着するも、既に満席で
席に着くまで30分ほどかかりました。

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カウンターが5席にテーブルが3つ。
ちょうど客が入れ替わるタイミングだったので
窓際の明るい席に座ることが出来ました。

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お酒やそれに合うツマミもありますが、私達はお蕎麦を。
一番人気の天ぷらせいろを大盛りで。

あと気になったごまだれを、ツユだけ単品注文。
辛味大根おろしは残念ながら売り切れでした。

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天ぷらせいろ(大盛り)・1900円 です。
ごまだれ・200円 は、二人前を出してくれました。

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天ぷらは海老と、カボチャやナスなど数種の野菜。

塩でいただきましたが、ふわっと揚げられて中々のもの。
主役の海老は甘みがあって、食感よし。

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水で打った十割の蕎麦は太めで、コシを楽しむというより
モッチリした食感。のど越しを味わうタイプかな。

個人的にはエッジが立って、程よい硬さがある蕎麦が好みですが
こういうタイプも悪くないですね。

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ツユは鰹節がたっぷりきいて、キリッと辛口。
蕎麦の甘みがより引き出される感じ・・・。

新蕎麦の時期になれば、蕎麦の薫りもふくよかになって
より相性が良くなるのでしょう。

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ごまだれのツユも、胡麻のコクが存分に感じられて好印象。
交互につけていただくと、お互いの個性が際立っていいですね。

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蕎麦を平らげた後は、蕎麦湯をいただきます。

熱々で濃厚な蕎麦湯を、棒でかき混ぜてから注ぐと
蕎麦の薫りがグッと力強くなって、思わずニンマリ・・・。

ごまだれの方でも試してみましたが
こちらもまた面白い風味になって、
最後まで楽しませていただきました。

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ご無沙汰しております。
久々に更新を。
最近は築地はおろか、都内にすら食べ歩きだけのためには
行かなくなってしまった私・・・。

そんな私が先月中旬の週末に
ツレにせがまれて訪れたのは、千駄木にある「 焼鳥 今井 」。

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焼鳥メインの鳥料理が評判の店なんですが
日曜は特別にランチ営業をしているのですよ。

そのランチの親子丼も大変人気でして
オープンまでに15名ほどの行列が!

こちらに通っている食べ歩き仲間の方々と合流し
静かに順番を待つのでした。

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無事に入店出来まして、注文を。
この日のメニューはこんな感じ。

※ メニュー写真が撮れなかったので
店のツイッターからお借りしました。

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ご主人が軽快なトークとともに熟練の手さばきで仕上げた
美味そうな丼が運ばれてきました。

私が注文したのは
バルバリー鴨丼(フォアグラ入)・1800円。

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高級食材バルバリー鴨は青森産。
オレンジ色に眩く光る玉子の中に
ロース肉がごっそりと・・・。

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フォアグラも結構な大きさじゃないですか。

ご主人から
胡椒をたっぷりかけて召し上がってください!
と言われたので、念入りにかける私(笑)。

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いただきますと、鴨肉はしっかりした歯応えで
旨味が強く、鴨自体の味わいも強めです。
ほんのりクセを感じさせますが、胡椒が後味を引き締めてくれます。

玉子はふわふわ&とろとろの申し分ない火の通り具合。
割下があっさりとして、後味に変な甘みが残らないのが私好み。

フォアグラもレアな火加減で
まったりとしたコクのある脂がいいですね。

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終盤には、別添えのカレーそぼろとパクチーを投入。

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すると一気にエスニックな味わいに変わって
これが実に楽しく美味しい・・・。

パクチー好きの私としては
おっかけパクチーしたいくらい(笑)。

ただカレー風味がかなり強いので
序盤に入れるのはあまりオススメいたしません。
スパイスの香りが支配的な丼になってしまいますからね。

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ツレが頼んだ 親子丼(コーチンモツ入)・1300円 も
少しいただきました。

元々割下が親子丼用に作られているだけあって
丼としてのバランスの良さは、鴨丼よりも上だと思いました。
そしてモツがとんでもなく旨い・・・。
私が食べたフォアグラが霞むくらい(笑)。

次に来るときは、京あげやモツを入れた親子丼を
食べてみようと思います。
夜にもいつかお邪魔せねば・・・。

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先月下旬、「 都寿司 」に五ヵ月ぶりの訪問を。
土日はランチ営業もされているので
半年前に予約をとって、初めてお昼にうかがってみました。

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ランチも夜と同じく、つまみと握りのコース・15000円(税抜)が基本。
ツレと並んで座り、いつも通りコースでお願いしました。

お茶とともに出されたのは、枝豆。
出す直前に茹で上げられるので、中がほんのり温かいのです。

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最初の刺身は 北海道様似のつぶ貝 から。
包丁が見事に入って、独特の食感を際立たせます。
塩だけでいただくのが一番かな。

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続いて 北海道羽幌のシマ海老。
ねっとりとして、コクのある甘み。

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気仙沼の鰹のヅケ。
あさつきと生姜の風味が感じられ、脂の旨味だけでなく
高貴な味わいに昇華させています。

これは初めていただきましたが、素晴らしい。

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お馴染みの たいら貝の西京漬け。
たいら貝の歯ざわりの良さを引き出すカットで。

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お初の ばちこ と、お馴染みの シマ海老の頭のミソ。

ばちことはナマコの卵巣を干したものなんですが
こちらのは水分を含んでやわらかく、官能的な舌触り・・・。
香ばしい海老ミソも反則的に旨いなぁ。

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私にとって、「都寿司」での最後のつまみは
大好物の のどぐろの塩焼き でした。

・・・そう、実は今回が最後になるのですよ。

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ガリが用意されて、握りに入ります!

馬喰横山にある「日本橋橘町 都寿司」は
今年9月をもって閉店し
日本橋蛎殻町に移転されるのです。
屋号も変更されるということで、
「日本橋橘町 都寿司」があるのもあと二ヵ月。

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もちろん、その残されたわずかな期間は既に予約で埋まっているので
私が「都寿司」で食べられるのは、今回が最後なのです(涙。

一貫目は 小肌 から。
毎年この時期には新子を出しているのですが、冷夏が続いた影響か
今年は7月下旬になってもご主人のお眼鏡にかなう新子がないそうで。

うぐぐ・・・。
夏の 新子初め は、こちらで迎えたかった。

しかし小肌も絶品だなぁ。
ピシッ!と酢が馴染んで、身がふわっとやわらかく
ほどよい脂のノリと歯応え。

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二貫目は皮目に脂がのった 真鯛。
この時期なのに旨味十分ですね。

思えば三年前の7月、
歌って踊れるグルメな司会者にして
人気ブロガーのまいたーんさんに
ここに誘っていただき、一夜で虜となってしまったのです。

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あまりの美味しさに、その場で8月&9月の予約を入れてしまったのは
恥ずかしくもいい思い出(笑)。
半年以降の予約ですら、取れるかわからない今となっては
考えられないほど贅沢な話ですな・・・。

ワタの部分に少しだけ火を入れて、臭みを消した とり貝。
「都寿司」、「鮨はしもと」で初めての客を必ず驚かせる一貫。

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「都寿司」の中でも小肌と 春子鯛 は特別なんですよ。
どちらも〆加減、塩梅が絶妙で
完璧なバランスだと強く感じさせるのです。

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戸井の本マグロの中トロ。
これもまた赤身と脂のバランスが完璧な一貫!

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鯵 は「都寿司」の握りの定番の一つ。
ただ脂のノリがいいだけでなく、身質がしっかりしてるんです。

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最初の訪問から最後の訪問まで、毎回魅了されたのが 車海老。

技術を受け継いだ「鮨 はしもと」でも
この旨さの域には達していないと、私の周りの人達は言います。
・・・正直、私にはその違いがよく判らないのですが(爆)。

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金目鯛 の脂に、ワサビでは負けてしまうので
カラシを乗せて後味を爽やかに。

香ばしく炙られた皮目の脂の甘みがたまらない!

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唐津の赤ウニ。
濃厚な甘みがのどを通った後に、余韻が長く残ります。

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とろとろの 煮穴子 で
私の「都寿司」の握りは、終焉を迎えたのでした。

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最後の 玉子焼 と あさりの味噌汁 の味を
私は一生忘れないでしょう。

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このカウンターに座ることが、もうないと思うと
なんとも切ない・・・。

日本橋蛎殻町の新店は、11月頃を予定されてるそうです。
私も出来るだけ早く伺いたいですが、
既に来年の2月までは予約が埋まっているとのこと。

私がお邪魔できるのは、次の夏かもしれません。

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二週続けて週末は築地へ。
予想はしてましたが、場内はどこも大行列!
「天房」で稚鮎を食べる夢は、儚く潰えたのでした・・・。

入れそうな店を探していたら、「 江戸川 」に待ち無し!
店内満席でしたが、ほどなく入店出来ました。

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久々の訪問となりますので、メニューをのせておきましょう。
6年前と比べても、値上げ幅は10〜50円と実に良心的。

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ハシゴを予定してますので、ツレと二人で軽くいただきますか。

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まずは 豆腐のみ・220円 と タラ煮(小)・550円。

肉豆腐の肉抜きだから、豆腐のみ。
タラ煮はミニサイズでも注文可なんですよ。

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牛肉の旨味がたっぷりとしみた豆腐の美味いこと!

タラ煮は甘辛く煮付けてあって、プリプリとした食感。
薬味を何も入れないのがこちらのこだわり。
ただ私としてはタラにちょっとクセがあるので
ネギくらい入れて欲しいんですよ(笑)。

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お次は旬の ほたるいか酢みそ和え・600円。
薫りと食感で鮮度抜群なのが判ります。
ワタの甘さがなんとも言えず・・・。

でもこの量で600円は高いなぁ。
まぁ、築地の店が高いのは百も承知なんですけどね。 (^^;

ホタルイカをつついていると、
食べ歩き仲間がフラリと入って来られました。
きっと私達のように、他に入れなかったのでしょうね。
久々にお話出来て、嬉しかったです。

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最後はタラ煮と同じくこちらの看板メニューの一つ。
マグロぶつ・750円。

赤身や脂がほどよくのったトロが無造作に盛られます。

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これがまた美味いんですよ・・・!
形や色が若干悪く、ちょいとスジもありますけど
それが気にならないほどの美味さ&安さ。

いいマグロ使ってます。
こちらに来たら注文必須のメニューと言えるでしょう。

他店の行列に跳ね返されて、久々にお邪魔しましたが
美味しさが変わってなくて安心しました。

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平日休みが取れた日。
ツレの希望で昼に訪れたのは、本郷にある「 Abats 」。
こちらの美味しくて安いと評判のランチを
一度食べに来たかったそうで。

12時に到着すると、店頭に7名ほどの行列が。
入店するまで15分ほど待ちました。

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メニューは表で並んでいる間に決めておきます。
頼もうと思っていた鴨モモ肉のロースト、子羊の香草パン粉焼きは
残念ながら既に売り切れに・・・。

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というわけで
私は ナメタガレイのポワレ フキノトウのファルシ・1400円。
ツレは 豚肩のロースト・1150円 を。
香りがよく、モチモチとした食感のパンが付きます。

本来は前菜にグリーンサラダが付くみたいですが
どうやら忘れられたみたい。
調理と配膳をご主人一人でやられているから仕方ないか。 (^^;

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手前のペースト状のものがフキノトウのファルシかな。
食べてみるとフキノトウの爽やかな薫りがパッと広がり
後に山菜特有のほのかな苦味が。

馴染みの薄いちょっとクセのある風味に最初は慣れないものの
食べていくうちにハマってしまうのが面白い・・・!
パンに乗せて食べてもいい。

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メインのナメタカレイは今まで築地で食べてきたものに比べると
大きさも厚みも物足りないけれど、値段が値段ですからね。

身の脂のノリや旨味はそこそこですが
クリスプに焼かれた部分の食感がいいですね。

下に敷かれたマッシュポテトなどの野菜は
甘さが十分引き出されていて、大変気に入りました。

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ツレの頼んだ豚肩のローストは、圧倒されるほどのデカさ(笑)。

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途中で料理を交換したので私もいただきましたが
ナイフを入れると、スッと切れるやわらかさに驚き!

脂の甘みが強い部位や、あっさりした赤身の味わいが際立つ部位など
それぞれの美味しさを十二分に引き出す絶妙の火入れに脱帽したのでした。

ランチはボリュームがあるので二人以上で訪れると
色々な味が楽しめて、より満足感が得られると思います。
次回は常連さんの注文比率が高かった白レバーのパテを
是非いただいてみたいです。

昨年、同じくランチに訪れて
二人前頼もうと考えたけど、思いとどまったまいたーんさんの記事は こちら
こともなげに一人で二人前を完食されたそうさんの記事は こちら

お二人と一緒に行けたら、4人で6種類のランチを楽しめるかも!?

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今朝は急遽予定を変えて、「 カレーのアキンボ 」の記事を。

何故変更したかというと、今朝方 店のTwitter
『 昨日3月15日をもって、営業終了した 』 ことを知ったから。

実は「アキンボ」で食べたのにアップしてなかった記事が一本ありまして
回顧録的な意味も込めて、その記事を眠りからおこすことにしました。

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最後に訪れたのは2013年11月の夜でした。
前菜は サバの揚げ漬け、レンコンのオイル漬け、ピクルス。

サバが特に印象に残る美味しさでした。

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この夜のお目当ては週替わりの 牡蠣カレー でした。

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大ぶりの牡蠣やキノコ、野菜が入ったカレーが雑穀米の上にたっぷりと。

提供直前に牡蠣はサッと火を通されるので
プリッとした食感がよく、旨味が活きています。
スパイスが磯の風味と巧みに合わさって、複雑で奥深い薫りに。

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硬めに炊かれた雑穀米の食感や
そえられた生姜や香草の薫りも実に相性がよく
旨さの深淵までいざなわれました。

昨年の牡蠣カレーも狙っていたのですが
残念ながら機会を逸して食べられなかったのです。

カレー好きの友人からオススメされて、初めて伺ったのは3年前の夏。
記事にしてない訪問を合わせても、伺ったのはたった7回ほどでしたが
美味しさといい、店の雰囲気といい、とても魅力的な店でした。
正月にビリヤニ風の炊き込みカレーを食べたのはいい思い出・・・。

閉店真近の混雑を避けるために、事前告知はされなかったそうですが
いかにもあそこのご主人らしいと感じました。
今後は出身地の佐賀に戻って、新たに店を開かれるとのこと。
きっと佐賀でもみんなに愛される店になることでしょう。

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1月に続いて2月にも「 都寿司 」に伺う事が出来ました。

1月の記事は こちら

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前回同様になまこ酢の後に出されたのは
佐島のタコ と 愛知のミルガイ。

タコは弾力があるのにやわらかく、簡単に噛み切れます。
噛むごとに旨味と薫りが口いっぱいに!

ミルガイは塩で〆られることで、甘みが引き出されてます。

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刺身は他にも カワハギ が。
11月と1月にもいただきましたが、これは毎月食べても飽きない美味しさ!

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肝醤油で食べると、まったりとした旨味がたまらないですね。
心までとろけます(笑)。

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ツマミで他に印象に残ったのは 牡蠣の味噌漬け。
牡蠣の旨味が味噌に漬けることで何倍にもふくらみ
コクのある甘みが味に奥行きを・・・。

飲める人ならこれだけで一合あけてしまいそう。

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ツマミの最後は毎回焼き物でして。今回は太刀魚。
11月のえぼ鯛、1月のノドグロも美味かったけど
これが一番私の好みかも。

脂がのっているのに、後味が爽やかなんですよ。

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握りは11月と1月にいただいたものと、さほど変わりないので簡素に二貫紹介。
まだ旬には少し早いけど、やけに美味しかった 春子鯛。

「都寿司」の定番の握りの一つですが、これと小肌は外せません。
シンプルに見えて、大変な手間がかかっているんでしょうね。

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お次は カンヌキ。
サヨリの大きくなったものですが、決して大味ではないんですよ。

サヨリに比べ、力強い旨味が魅力。
こちらも春を先取りしたネタといえますね。
でも個人的には繊細な味わいのサヨリの方が好みかな(笑)。

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〆のお椀は大好きなのですが、最後を告げる一品でもあるので
哀しいお椀でもあるのです・・・。

たて続きに来ることが出来た「都寿司」ですが
次に行けるのは夏になりそう。
春は他を何軒か回って、お気に入りの店を探してみようかな。

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1月中旬、冬の味覚を楽しもうと「 都寿司 」へ。

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年明けの挨拶を済ませた後、ツレと並んで座り
今回も ツマミと握りのコース・16200円 を。

お通しはコリコリした なまこ酢。
下手な店で食べると臭みやヌメリが残ってますが
こちらでは丁寧な仕事がなされ、完璧な仕上がりに。

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刺身はともに北海道のもの。
様似産のツブ貝 と 野付産の天然ホタテ。

色合いが微妙に異なるのがお分かりいただけるでしょうか?

ツブ貝は薫り豊かで、ホタテは天然ならではの主張の強い味。
私もこういうワイルドな漢(オトコ)になりたいものです。

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続いて前回(記事は こちら)もいただいた タラの白子 を今回は焼きで。
白子が熱されることで旨味が増し、よりまろやかに。

でも私は白子はサッと煮て、ポン酢で食べるのが一番好みかな。

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同じく前回もいただいた 〆鯖巻。今回は石巻産の鯖。
秋にいただいた鯖よりも脂がのってました。

他にカワハギの刺身(肝醤油)、コノワタの茶碗蒸しもいただき・・・。

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焼物はお久しぶりの ノドグロの塩焼き。
今冬初のノドグロは、こちらでいただくことが出来ました。

これでもか!というほどに脂がのってます。幸せ!

「寿司大」のノドグロも食べたいけれど
今の3時間待ちが当り前の状況では無理な話・・・。

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さて握りに移ります。
定番の小肌に始まり、真鯛、鰆など前回と変わらず美味。

そして楽しみにしていた ブリ はヅケでの登場。
薄切りのブリを炙った後にヅケにすることで
香ばしさが生まれ、甘い脂が舌によく馴染む感じ。

独特のスタイルですね。これ美味いなぁ・・・。

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中トロ、サヨリを挟んで
築地に通っている舌の肥えた友人達をも唸らせた 車海老。
こちらの外せない定番の一つ。

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面白かったのはこの手巻の 鉄火巻。
ご主人がまかないで食べたものがあまりにも旨かったらしく
今回めでたくコース入り。

漫画 『 美味しんぼ 』 をこよなく愛す友人がこれを見たら
『 ちゃんと寿司巻きを使って巻いてもらいたい。 』 なんて言いそう(笑)。
でも手巻にも細巻にも、それぞれ違った魅力があるんですよね。

マグロの質の良さは言うまでもなく。
シャリを優しく包む海苔は、パリッとした食感の良さが際立ってました。

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握りは他に定番のウニと穴子をいただき、〆はアサリの味噌汁と玉子焼。

焼いた後に一晩寝かせることによって、味を落ち着かせた玉子焼。
しっとりした滑らかな舌触りがとても好きです。

冬の「都寿司」にも満足させていただきました。

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ブログを休止中の11月下旬、体調の悪さにも負けず
大好きな「 都寿司 」へ半年ぶりの訪問を。

今回も ツマミと握りのコース・16200円 でお願いしました。
特に印象の残ったものを、サラリと紹介いたします。

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ほんのりと温かい銀杏の後に出されたのは
カワハギの刺身。

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十分に熟成されて旨味の増した身を
肝醤油でいただくというこの上ない贅沢・・・。

この肝醤油がまた凄い!
普通に肝を乗せて食べるよりも風味豊かで、舌触りが滑らか。
それでいてちゃんと肝の食感も適度に楽しめるのがニクい。

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三陸の 〆鯖巻 も素晴らしかったツマミの一つ。

極上の鯖が持つ脂って、甘さが力強いのにスッと消えて
ノドを通った後に長い余韻を残すのですよ・・・。

間に挟まれたのは大葉、アサツキ、ガリ。
爽やかな薫りが加わり、食感にもアクセントを。

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口の中でとろける タラの白子 も実によかった。
白子はよそでも何度かいただきましたが、こちらのものは別格!
雑味のないピュアな甘みが堪能できます。

ツマミは他に蝦蛄や平貝の西京漬け、牡蠣の味噌漬けなど。
焼物はえぼ鯛でした。

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さて握りに移ります。定番の小肌、真鯛に続いて出されたのは
スモークされた薫りのよい 鰆 と甘みあふれる スミイカ。

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中トロ は大間産。
こちらで大間のマグロをいただくのは初めてかな。
時期によって産地が毎回異なるんですよ。
上品な脂のノリで、赤身の味もしっかり感じさせてくれる
バランスのよい中トロでした。

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他には定番のアジや車海老。赤貝やウニも。
特に印象に残る旨さだったのは 金目鯛。
これからの寒い時期、より美味しくなるのでしょう。

握りの最後はいつも通り穴子をツメでいただき
玉子焼と味噌汁で〆。

秋の「都寿司」も素敵でした。
嬉しいことに冬にも予約が取れたんですよ。
今から楽しみにしています・・・。

同じ11月に訪問されたまいたーんさんの記事は こちら
そうさんの記事は こちら
ヤスタカさんの記事は こちら
猫村さんの記事は こちら

皆さん、ブリを召し上がっておられますね。
私も次回は絶対にいただかないと!

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7月にお邪魔して好印象だった「 五指山 」へ再訪してきました。

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今回は4人で予約をして、テーブル席へ。
メニューは前回(記事は こちら)と変わらないようですね。

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黒板のメニューも前回と同じ。
今回は4人なので、色々と頼めますね。

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私が飲み物にチョイスしたのは、またもや 烏龍茶・300円。

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冷菜から選んだのは 蒸し鶏のピリ辛ごまだれ・980円。
見た目はかなり辛そう!
前菜の割にはデカイ皿だな・・・(笑)。

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中にはじっくりと蒸されてやわらかくなった鶏肉が。
結構大きめにカットされてて、食べ応えあります。

ラー油が浮いた真っ赤なソースには
辛みと香ばしいゴマのコクがしっかりと。
キリッと冷えてて、暑い時期にはいいですね。

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続いて 西川ファームのクウシンサイの炒め・980円。
西川ファームって私は知らないのですが
中国野菜が美味しいと評判の農場だそうで。

そんなに空芯菜を食べ慣れていないので
他の農場との違いは判りませんが
苦味控え目で、シャキシャキの食感がよかったです。

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じゃがいもとエリンギの海老ペースト炒め・1050円。
同じぐらいの大きさに切られたジャガイモとエリンギが
干し海老入りの餡で手早く炒められてます。

ジャガイモのねっとりとした食感が面白い。
シンプルで素朴だけど、ホッとする味でいいなぁ。

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お次は要予約の うずら丸ごと香り揚げ・1羽1280円。
パクチーが惜しげもなく盛られてるだけでテンションが上がる私(笑)。

うずらの身は適度にしまって弾力があります。
噛み締めると脂の甘みがじんわりと口の中に・・・。
八角の薫りで上品な味わいに。パクチーがまた合うんですよ。

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ドドン! という擬音が
本当に聞こえてきそうなほど迫力のある
豚すね肉の骨付き丸ごと一本蒸し・3150円。

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真上から撮るとこんな感じ。
でっかい豚スネ肉は、箸で簡単に切れるやわらかさ。
コラーゲンたっぷりの皮もぷるっぷるですよ。
穏やかな味の餡かけが私好み。

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残しておいたパクチーと一緒に食べると、食感と薫りにアクセントが。
これはアリですな。
毎日準備されてるわけではなさそうなので、予約時にご確認を。

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鶏、豚と来たら次は牛!
牛アキレス腱の煮込みも食べたかったですが、トロトロ系が続くのもなぁ。

という訳で今回は諦めて、〆のご飯を。
初回訪問時にもいただいた マーボー土鍋ごはん・1080円 です。

挽肉の旨味、唐辛子やラー油の辛み、花椒のシビレが渾然一体となった
麻婆豆腐がご飯に合わないわけがない!

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〆の後にまだ少し胃に余裕があったので
春巻・3本で550円 を追加。
4本での注文も可能ということで、お願いしました。

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パリッと香ばしい皮の中には、椎茸や干し海老、山芋などが。
ホクホクした山芋が意外とヒット!
こちらも優しい味付けの餡が好印象でした。

4人で全7品。本当はあと3品ぐらい頼みたかったのですが
一皿あたりの量が多目なので、7品に止まりました。
季節が変わった頃に、精鋭(?)を6人集めて再訪しますかね。

ご一緒してくれた猫村さんの記事は こちら
彼ももちろん精鋭の一人です。

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